自宅マンションに帰ってくると、マンションの駐車場に、明らかに事故を起こした直後と思われる車が停まっていた。不審に思いながら、マンションの裏口から入って階段を上がっていったところ、マンションの改装工事でもしているのか、フロアのほとんどが工事中の状態になっていた。至るところがシートで覆われており、もはや、自分の部屋の場所もわからないほどであった。

　さらに、どうやら、外部からの侵入者たちによって、マンションの大部分が支配されているようであった。しかし、よく確認してみると、侵入者らの大部分は、丸腰であった。たまに武器を持っている者もいたが、せいぜい1～2本のバットを持っている程度であった。

　私はたまたま目に入った木製バットと金属バットを手に持ち、バットの二刀流状態で侵入者らに猛然と襲いかかり、ほとんどの侵入者らを駆逐した。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＜ 完 ＞

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