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ウクライナの今を11年前の日本に重ねる

昨日の夜、寝ようとしていた時に奥さんが突然

「ウクライナの人は、今にも攻められるかもと思って、ゆっくり寝れへんのかなぁ」

と言い出した。寝床に入る直前に、ロシアのウクライナ侵攻が近いという記事を読んでいて気になったようである。

迫る危機

専門家ではないので、本当に危機が差し迫っているのか、それとも欧米が煽っているだけなのかはよくわからない。でも、ウクライナの人たちが、不安な気持ちで毎日を過ごしていることには違いないだろう。

日本は(少なくともぼくが生まれてからこれまでは)平和そのもので、差し迫った危機を経験したことはないと思うので「なかなか共感はしにくいな」と奥さんとの話は終わったのだが、あとになって「もしかしたら、11年前の状況は少しそれに近いのではないか」と思った。

11年前、つまり、東日本大震災直後の日本の状況である。

11年前の状況

同じ文化を共有するたくさんの人の犠牲に動揺しながら、自らもいつまた大地震が起こるかわからない恐怖に怯え、そして、福島第一原発の状況にも神経をすり減らす毎日だった。

もちろんウクライナの人たちの今の状況は、もっと深刻なものなのだとは思うけど、もし日本人が想像できるとしたら、11年前のあの時の状態だと思う。

そしてあの時、ぼくらが一番嬉しかったのは、他の国の人が日本を心配してくれたり、気遣ってくれていたこと。

今できることは

だから今、ウクライナという国について、ぼくたちはほとんど何も知らないけれど、それでも、11年前のぼくたちと同じように、自分達ではどうしようもない状況に怯えている人たちのことを思い、祈りたいと思った。

そして、国際社会の一因である、日本国民解いて、状況を中止しておくべきなのだろうと思う。

ぼくらにできることはそくらいだろう。

ウクライナで戦争が起こらず、一日も早く普通の日常が取り戻せることを心から祈っている。

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