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運動する? 2022/2(1)

 あんまり運動は得意ではない。身体を動かすことが好きかどうかもまだ分からない。
 だが一応嫌いではない、ということは分かってきた。子どもの時分、体育はそんなに好ましい教科ではなかったのだが、あれは比較対象が近くにありすぎたことと、帰宅後の家事を行うのが果てしなくしんどかったからだと思う。
 今はというと、多少はジムというものに興味があるくらいの関心がある。

 ダイエットに運動は必要不可欠だ。ただ「体重を落としたい」のではない。私は「健康的な身体」を手に入れたいのである。ダイエットという言葉は「減量」という意味を持っているが、以前の記事でも書いたが減らすだけなら「食べない」という選択をすればいい。ちょうどお金に困っているから、それも選択肢の一つといえばその通りではある。

 だがお金がなくて困っているとき、最もやってはいけないのは「病気」と「ケガ」だ。ただでさえお金に困っているというのに病院に行くとなると診察料と薬代が圧し掛かってくる。

 ゆえに、ダイエットするならば「健康的に減量する」。これに限るのである。

 だがお金が無いのでジムには行けない。

 ……さあ、ここで落ち着いて考えよう。私はジムに通い続けることが出来る人間か?

 答えはノーだ。

 もし私が今の本職を離れることが出来、一日を自分の裁量でどうとでも出来るような状況になったら可能かもしれない。

 理由としては運動は午前中にやりたいということと、業務後に通う気概はなさそうだということ。帰宅後にやるべきこと、やりたいことが多すぎるのでここにジムを差し込むのはちょっとしんどい。

 継続のポイントは無理やりしない事である。

 とはいえ。

 運動をあきらめたわけではない。身体を動かすのに必要なのは時間と場所だ。そして「お金が無い」というだけではチャレンジを諦める理由にならない。

 今の自分にあるものは次の二つだ。

 ・リングフィットアドベンチャー(Switch)
 ・スマートフォン(iPhone)

 リングフィットアドベンチャーはご存知、任天堂が提供するゲームタイトルで、リング型のコントローラーと脚(腿)に装着するコントローラーの二つで体の動きを見てくれる。どこまで正確性があるかは不明だが、そこそこ安めの賃貸の部屋だがそれなりに汗をかく程度の運動は可能である。

 スマートフォンがあれば、YouTubeを使ってヨガやストレッチの動画が視聴できる。問題なのは「ヨガやストレッチをしながら動画を観ることはほぼ不可能」というところだ。
 これについてはもう、開き直るしかない。一度動画を最後まで見て出来る動きなのかを確認し、その後は分からなくなったらその都度動画を停止、戻して確認してから再チャレンジ。4回も重ねる頃にはなんとなく動画の流れを覚えられる。

 当方、運動が出来ていない身体である。出来ない動きを求められるならしない方がいい。難易度の低いものから始めてみて、そこから積み重ねる。あとは少しずつやりながら動いてみる。

 出来ることからコツコツと……だよね?

 コーチがついているわけではないから「こうか? こう?」と思いながらやっている。ぼちぼちと。
 これがどんな影響があるかは分からんが……やるだけ無駄ということもないだろう。

 ぼちぼちと……。

カバー写真:pixabay
撮影者:Alexas_Fotos


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