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ふと浮かんだ言葉を残していきます。
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2019年1月の記事一覧

【詩】いつまでも

青い青い海の中 生き物たちを育む海の底 白い泡が浮かび出て 人魚がふんわり踊りだす 目の…

天鳥そら
5年前
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楽しいひと

楽しい人だと思ってた 声が輝き 瞳がきらめく はずむ会話に切れ目なく 楽しい人だと思って…

天鳥そら
5年前
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旅の計画

行きたいな 行きたいね そこから先がつながらない どこ行こう どこ行きたい 二人で旅行ど…

天鳥そら
5年前
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春の味

朝は氷がはってるし 水はキンと冷たくて指先がびっくりしてる 土の下から盛り上がる白い柱が…

天鳥そら
5年前
18

いいいものいっぱい

いいものいっぱい見つかる時は目移りしてしまう たくさんの星がチカチカ光っているみたい だ…

天鳥そら
5年前
11

葉っぱの旅路

くるくるまわる葉っぱたち 風にのって笑ってる 冷たい風もなんのその ふんわり地面に着地し…

天鳥そら
5年前
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ゆったりと眠る薄氷の下で

水面の上にうっすらと広がっているのは氷かな 一見しただけではわかりません たぶん氷なのでしょう 確かめようと足を出し つま先でちょいちょいとつついてみる 透明な水と変わらない薄氷 ぱきっと音がして水面が揺れる ああ、やっぱり氷だった 自分の考えが当たっていたことの嬉しさと あたたかくなればとけてしまう つかの間の芸術を壊してしまった罪悪感 枯れたはっぱと小枝 誰かが捨てたスナック菓子のゴミ袋 薄氷の下でしずかに眠る 水面が揺れても 変わらぬ姿で