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ふと浮かんだ言葉を残していきます。
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2020年3月の記事一覧

【詩】二人の女神

春の女神が微笑んで 冬の女神がふりかえる 袖をちらちらふったなら 春の花に雪がふる 蕾が…

天鳥そら
4年前
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【詩】ここまで

ここまでか ここまでよ 目には見えない境界線 もうこれ以上一歩も踏み込めない 前は軽々と…

天鳥そら
4年前
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【詩】ひらいた心

下を見ながらひたすら歩く 目の前にあるのは灰色のコンクリート 水たまりは昨日の雨のもの …

天鳥そら
4年前
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【詩】あなたに助けられてる

助けてる助けてる 私はあなたを助けてる あなたの手をぎゅっと握りしめて 安心させるように…

天鳥そら
4年前
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【詩】新しい扉

好きな人ができました そうすると好きな人の好きなものが気になるようになりました 好きな人…

天鳥そら
4年前
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【詩】循環

心の奥を照らす言葉 誰かから誰かへ リレーのバトンのように受け継がれていく 誰が言ったの…

天鳥そら
4年前
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悩みもやもや

はなれないはなれない もやもやとした見えないもやが 頭をすっぽり包んでる どうすれば抜け出せる? どうすれば追い払える? 抜け出せたわけじゃない 追い払えたわけじゃない もやもやが解決したわけじゃない だけど何かに夢中になっていると もやもやはどこかへ去っていた クリアな頭 思いもかけぬ前への一歩 解決にはほど遠いけど 悩みの欠片が きらきらひかりに変わったみたい ********************************* 小さな行動の

【詩】ぼくのロケット

とばそうとばそう つくってとばそう ペットボトルのロケットが青空向かってとんでいく あっ…

天鳥そら
4年前
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【詩】悪魔の取引

私めをお呼びでしょうか 誰も呼んでいないと 何てつれないことを仰るのでしょう ご主人様 …

天鳥そら
4年前
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【詩】危険信号

大地を蹴って 空に向かって大きくこぐ 小さな児童公園の小さなブランコ このまま体が青空に…

天鳥そら
4年前
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【詩】いつもいる

振り返るといつもいる 背中に感じるあたたかい視線 ちょっと寂しそうかもしれない 後ろにい…

天鳥そら
4年前
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【詩】どこにいる?どこにいる?

こっちかなあっちかな それともこっちに隠れているのかな 忍び笑いを聞かぬふり あれあれち…

天鳥そら
4年前
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【詩】次々と

服も鞄も次から次に現れる 今年のトレンド 去年はダサい おしゃれな女の子憧れて めくるフ…

天鳥そら
4年前
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【詩】たった一言

どうしようかな やめようかな スマホを何度も取り出して あなたの番号押してみる アドレスを表示しなくても あなたの番号おぼえてる もしかしたら 自分の番号よりも すらすら言えるかもしれない 雨の日は眠くなるって 猫みたいにまるくなる あなたのだるそうな声 ああ、でも今日みたいな日だからこそ あなたに会いたい お日様が雲に隠れてしまって どんよりくらい 眠そうな目でも あなたがいれば 心に太陽