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【俳句エッセイ】俳句がうまくなるために歳時記を読む

 俳句を学び始めてから、最初のころよりは、うまくなったかなと思います。俳句ポスト365で投句を続けていますが、初級コースで私の句が金曜日に掲載されました。

 俳句ポストでは、初級コースと中級コースに分かれていますが、初級コース金曜日掲載は中級への昇級の目安となっています。やっと中級に手が届いたかなってところですね。

 うれしくもあり、自分の力の足りなさの実感もあります。

 さて、俳句でうまくなるために、毎日の句作が大切だ聞きました。俳句で日記を書くように、毎日、1句詠むようにします。

 俳句でうまくなるために、はじめたばかりの方には、まず1000句を詠むといいよという話も聞きます。

 他にも、俳句でうまくなるために、歳時記を最初から最後まで読むようにとの指南もあります。

 歳時記は、春・夏・秋・冬・新年に使われる季語が掲載されています。膨大な量の季語を覚えるのは、とても大変なので、常日頃から歳時記をめくるようにしています。

 歳時記は、ハンディタイプの手軽に持ち運びできるものもありますし、持ち運びが困難な辞書タイプもあります。今なら、スマホがあるので電子書籍やアプリを使えば楽ですね。

 歳時記には、季語の説明だけでなく例句も載っています。選び抜かれた例句は、俳句の観賞としても良いでしょう。好きな句、お気に入りの句も見つかります。

 歳時記を最初から最後まで目を通すとありますが、辞書のように分厚く量が多いと大変です。私は、最初は辞書のような感覚で買いましたので、すべて読み通すのは大変だと気づきました。

 いずれ、挑戦しようとは思うものの、もうちょっと気軽に挑戦できる歳時記はないかと探してみました。

 そこで、図書室で見つけた、『筆墨 俳句歳時記 冬・新年』村上護(編集)を読み通すことに。

 写真に加えて、現存する書も一緒に掲載されています。俳句の作者自らが筆で書いた俳句です。



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