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24.会社に行けなくなって一年で思うこと

ちょうど1年が経つ

人気でとれない心療内科に断られ
新設の心療内科に予約がとれて一年

その時の私は大詰めの仕事をしていた
ハブになっていたし、ハブになる業務自体には
嫌な気持ちはなかった

しかし...

たまたま来客で出勤してもうかかわりたくない相手に話しかけられて
体の震えが止まらなくなったときに
自分がこのオフィスのなかで1人落とし穴に落ちたかのような孤独と惨めさがずしんときた

周りから見たら普通の会話
私からしたら地獄の会話

トイレに座ったら歯がガタガタ震えて涙がでた

なんてことない会話だったが
どう返しても心が潰されてしまう感覚

いやたぶん
あの時点でつぶれていて、
リアルな場面で
自分の心が潰れたことを自覚させられた

その後もいろんな人に会ったし
休みの前の日までこのまま来週会社にくるような感じで取り急ぎ引き継ぎを済ませた

医者には明日にでも休んでと言われて
3週間くらいかけて調整したが
ひとの目を見て話したつもりだけど
そのとき報告した相手の顔をぼんやりとしか思い出せない

こわばった自分の口元と
やるせなさでいっぱいの顔面のこわばり

ひとによっては少し泣いてしまった

でも号泣とかではなく
言葉につまる涙 それ以上はでなかった

「休職してどれくらい?」

まだそれを私に聞くひとには会ってないけど
休職🟰会社に行けなくなった日からは
もう一年だ

休職は、会社に行けなくなること

選んだのではなく、そうせざるおえなかったと
いま思う

行かないと決めることは
誰かに言われないと決められなかったと思う

がむしゃらにできることをやってないと
潰れた心を認めなきゃいけなくなるから

たくさん休んで
冷静な判断もくだせるような気になったけどまだ私は、潰れた心を取り戻せてはいない

むしろ手放したほうが
新しい心に切り替えられるかもしれないけど
どちらにしてもゼロスタートなんだろうな

そのゼロスタートを
私はきれるのか

noteには刻んでいけるように
棚卸しを定期的に行うことは忘れないで行こう

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