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「泊まれる本屋」、BOOK AND BED TOKYO

noteの記事をよく読む人の中には、読書好きさんも多いと思います。
そんなあなたに質問。
「本に囲まれた空間で生活してみたい!」と思った経験はないでしょうか?

そんな願望を叶えてくれるのが、東京は新宿に本店を構える 「BOOK AND BED TOKYO」。初めて知ったのはNHKの教育番組のロケ地に選ばれていたのを偶然視聴したことからでした。

コンセプトは「泊まれる本屋」。このキャッチコピーで紹介されることが多いので、実はデイユースも可能なのは意外と知られていないかもしれません。

かくいう私もこのホテルが気になっており新宿店に2度ほど泊まったことがあるので、今回はその魅力をお伝えしたいと思います。


魅力① 好きなだけ読書が楽しめる!

BOOK AND BED TOKYO最大の魅力はなんといってもその本の量。休憩スペース内の本棚だけでなく、カプセル部分の側面にも本が並べられています。

カプセル部分の側面。黒いカーテンを開けると布団があり、寝るスペースになっています。

しかもその種類は漫画に雑誌、小説にエッセイと多岐に渡ります。ごちゃごちゃに並べられているので、偶然の出会いがあるかもしれません。ジャンルごとに分けて並べられる図書館との大きな違いだと思います。

私が泊まったときは、世界中を旅して回った著者がその地域地域で食した動物の肉についての本と出会いました。この肉はうまいとか硬いとか、そういったことが赤裸々に語られていて、1泊で全部読みきった覚えがあります。

気になった本は通路にあるソファのほか、カプセルに持ち込んで読むこともできたかと思います。好きな場所で好きな本を、好きなだけ。まさに読書好きのための空間です。

魅力② さりげないオシャレ

私がお世話になった新宿店は、歌舞伎町内のビル8階にあります。チャラいキャッチの男性から逃げるようにしてエレベーターに乗ると、木目を基調にしたさりげないオシャレな空間が広がっていて世界が変わったように錯覚しました。

木のカプセルベッドと暖色系の照明からどこか温かみを感じる内装。天井から漫画のコマを印刷したものがぶら下がっているなど、細かいところも妥協しません。

よく見るとわかるのですが、「AKIRA」の漫画のコマです

共有スペースや食事は白黒のモノトーンを基調としておりシックな雰囲気。
「朝食がモノトーンってどういうこと?」と思われるかもしれませんが、下の写真を見れば嫌でも納得するはずです。

黒は竹炭かな。特に苦い味はしませんでした

一方でちょっと困ったことも。トイレやシャワールームも白黒が主になっているので、空いているか使用中か少し分かりづらい。一応使用中だと「occupied」、空だと「vacant」の表示になるんですが、大人でもわからない人いるよね、と思った次第。シャワー中に何回かドアをガチャガチャしてきたのは、迷惑客ではなく読めなかった人なんでしょう。


BOOK AND BED TOKYOの良さは伝わったでしょうか。カプセルホテルにしては若干お値段は張るかもしれませんが、素敵な読書体験ができること間違いなしです。URLを貼っておくのでよければ飛んでみてください。

この記事を書くにあたって色々と調べていたところ、コロナの時期に運用を始めたからかいくつかの店舗はすでに閉業してしまったと知りました。悲しい限りです。
愛着のある本店はまだちゃんと営業しているようで安心しましたが、これからもあの素晴らしい空間を守るためにちょくちょく宿泊しに行こうかなと思っています。

それではこのへんで。

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