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MATCHA編集部の体制と、多言語メディア運営の難しさ

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こんにちは。インバウンド(訪日)メディア「MATCHA(matcha-jp.com/)」で編集長をしている植松と申します。

今回はMATCHA編集部の体制や仕事の進め方を例に、多言語メディア運営の難しい点を紹介します。

※写真は今年花見をしたときの編集部の写真。

MATCHAという会社の組織図

そもそもMATCHAという会社は、以下のような体制で業務を進めています(2017年5月現在)。ベンチャーですので、あくまでも流動的なものです。

代表・青木優
 -編集部
 -営業部
 -システムデザイン部

MATCHA編集部の組織体制

MATCHAは9言語で展開しているメディアであり、一般的なメディアのように編集部や編集チームが1つでは仕事が回りません。

まず日本語以外すべての言語に「翻訳チーム」があり、それぞれに翻訳者とそれを統括管理する翻訳リーダーがいます。

そして日本語・繁体字・英語には編集部が存在し、それぞれ記事制作を行っています。

僕は日本語版の責任者と、その他各編集部・翻訳チームとの取りまとめなどを行っています。

簡単に言うと、以下のような組織体制です。

【組織図】
◆全体統括(植松)
 ・日本編集長-日本語編集部
 ・英語編集長
   -英語編集部
   -英語翻訳チーム
 ・台湾編集長
   -台湾編集部
   -台湾翻訳チーム
   -中国翻訳チーム
   ※ここのところはもう少し複雑
 ・韓国リーダー - 韓国翻訳チーム
 ・タイリーダー - タイ翻訳チーム
 ・ベトナムリーダー  - ベトナム翻訳チーム
 ・インドネシアリーダー  - インドネシア翻訳チーム
 ・やさ日リーダー  - やさ日翻訳チーム

わけがわからん。

実際は上記に加え、SNSの専門家やマーケティングのチームなどが別のレイヤーとして関わってきます。

実際わけがわからなくなることも多いです。

多言語メディアでは、すべての仕事が倍掛けになる

多言語の管理をしていて一番大変なのは、やはり施策の進行管理。ある施策をメディア全体で実行する場合、それを各言語に伝達し、それぞれ進捗管理をしなければいけません。

「あの言語は原稿が上がっているが、あちらの言語は手間どっている」と、隅々にまで気を配る必要があります。

またときにはそれをローカライズさせる必要もあります。言語によってクリエイティブのデザインを変える必要がありますし、国によって人気のジャンルが違うのでコピーも数種類用意することも多いです。

多言語メディアでは、すべての仕事が倍掛けになると行っても過言じゃないでしょう。

僕の感覚では、「言語がひとつ増えると、管理の負担は桁がひとつ増える」イメージです。

言語だけでチームを分けられるわけじゃない

単純に言語だけでチームが分けられれば、各言語の責任者に任せればいいのですが、話はそう簡単でもありません。

例えばSNS。Facebookが人気の国が2つあれば、その2つの国にはある程度同じ施策を割り振り(もちろん言語ごとで差の違いは生まれる)、同じプロジェクトチームに加わってもらうことになります。

以下のような例を考えてみて下さい。

A国ではXというSNSとYというSNSが人気。
B国はYだけがすごく人気。
C国ではXとZが人気。

そういうとき、A国とC国の担当者が加わるXチーム、A国とB国の担当者が加わるYチーム、C国の担当者が加わるZチームが作られます。

つまり、MATCHA編集部という集団が、場面により「言語」「SNS」など異なるテーマで分化していくのです。

ベンチャーじゃないと無理!

多言語で「本気で」メディアを運営することのややこしさがおわかりいただけたでしょうか?

MATCHAでは言語の増加やインバウンド業界の変動に合わせ、その都度、組織図も仕事の進め方も変化させています。

思えば自分がMATCHAに入ってはや2年が経過しましたが、その間に編集部の組織図は何度も変わりました。

最近は、クライアント様と二人三脚でPR記事などを作成できるよう、記事広告のチームを日本語版から独立させました。

インバウンドは変化の激しい業界です。

自治体の方や大手企業の方の場合、インバウンドで課題を抱えていたとしても十分な体制を用意したり、即応することは難しいのではないでしょうか。

外部環境に合わせて柔軟に変化できるベンチャー企業でないと、今後は業界の変化にはついていけないのではないか。MATCHAで働いていて僕自身そう感じます。

ようは今回お伝えしたいのは。

インバウンドの課題解決は、株式会社MATCHAへ

ということです(笑)

MATCHAではhttps://company.matcha-jp.com/infoにて、、随時皆様からのご相談を承っております。「○○人に興味を持ってもらうには?」といった大掴みな相談でも結構です。ぜひお気軽にお問い合わせ下さい。

以上宣伝でした。なんかすみませんでした。

植松



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