マガジンのカバー画像

This is UX Design.

42
UXデザインについての記事や、「これはUXデザインだ!」という記事をまとめたものです。
運営しているクリエイター

#デザイナー

UXデザイナーのポートフォリオはプロセスを伝えることが大事。

以前このようなツイートをした。 自分のデジタルプロダクトデザイナーとしてのアメリカでのポートフォリオが必要になったため、海外のUX・プロダクトデザイナーのサイトを50個くらい見て回った。 決定的に日本の個人のポートフォリオと違うなと思ったのは、プロジェクトのケーススタディを紹介をしている人が多いこと。デザイナーの数(=競合の数)など背景も違うのかもしれないけど、デザイナーの面接もしたことがあるので、採用視点で見ても仕事のプロセスが載っているのは良いなと思う。 何故UX・

IDEO Uでの学びシリーズ②エクストリームユーザーとは?

Lesson2は”エクストリームユーザー”です。そもそも「なぜエクストリームユーザーが大切なのか、どうやって見つけるのか?」を解説していきます。 ここでのゴールは Understand how learning from extreme perspectives can stretch your thinking so that you can get beyond your assumptions and get to bold, new ideas. エクストリーム

IDEO Uの学びシリーズ③インタビューってどうやるの?

「正しい問い」を投げかけることは素晴らしいインタビューワーの1つの要素です。もちろんその準備も大切。 ここでのゴールは良いインタビューを行い、対象者の本音を引き出すことです。 最初に「ダメなインタビュー」のビデオがありました。なんか完全にやる気ない感じで①対象者に興味を持っていない ②個人の考えを述べる ③クローズド・クエスチョンを投げる(③に関してコミュニティに質問中です。アイスブレイクのために必要なんじゃないかと提案しています。→返信:オープンクエスチョンが一番です、

どうすれば選びやすいリストのUIが作れるのか

ここ最近リストで情報を掲載するUIを作成していて、より良いリストをつくるためにどんなことをチェックすれば良いのかを考えていました。 リストのUIを作成したり改善したりしている人は多くいるのではないかと思いますので、「あー最初からちゃんと考えておけばよかったな...」と思ったことを書いていきたいと思います。 (「情報を掲載するもの」として、カード形式のものもリストと呼んでおります) ユーザーが意思決定できる情報かユーザーはリストの情報を見て、どれをより詳しく見たいかを決め

デザイナーが覚えておきたいリサーチの考え方

UXデザインにおいてリサーチは、関連する問題を解決するための"土台"の一部であり、また、ユーザーが本当に直面している"問題"を絞り込むことでもあります。 デザイナーの仕事は「ユーザーを理解すること」つまり、ニーズに応えられるモノを作るため顧客に共感し、顧客が持っている初期の"思い込み"を超えて、その気持ちを理解することができるかどうか?ということです。 よいリサーチは、よい"データ"で終わるものではない。良いデザインであり、ユーザーが愛し、欲しいと思い、かつ「必要なモノ」

【THE GUILD勉強会】 ユーザーインタビューを制する者は恋愛を制す。

こんにちは、なまぬるいおにぎりです。 前回、「笑えるおとなの官能小説を書きたい」とかいうくだりから始まった ふざけた記事「本当は、ビジネスメールが怖い。」とは打って変わって真面目な記事です。(たぶん) 先日THE GUILDさんの「ユーザーインタビュー設計」勉強会に参加しました。 激戦の末note書く枠で当選するも、皆さんが既に神レポしているので、勉強会ででたテーマと絡めて自分が実際にやってきた中でのポイントや見解を記します。 ▼この記事はこんな人向け ・インタビュー