今朝の映画は
【#秒速5センチメートル】でした。
#Amazon Prime 鑑賞
※見出し画像引用 https://video.unext.jp/

2007.03.03 公開
アジアパシフィック映画祭 最優秀アニメ賞
イタリア フューチャーフィルム映画祭  ランチア・プラチナグランプリ

出演 #水橋研二 さん、#近藤好美 さん、
#尾上綾華 さん、#花村怜美 さん、#水野理紗 さん 他
原作＆監督＆脚本 #新海誠 さん
主題歌 #山崎まさよし さん
「One more time, One more chance」

#Filmarks では 、22.11.10時点では 3.5
私的もこれは…3.5 …かなぁ、、、
（※私的採点1最悪だ 2つまらん 3普通 4かなり良かった 5最高☆）

今朝は
「秒速5センチメートル」を観ました。
新海誠 監督の作品…ですね。
（君の名は、天気の子、他）
2007.03.03公開…なので
１５年半前…の作品ですね。


タイトルの
秒速5センチメートル…というのは
「桜の花びらの落ちる速度」ということでした。
冒頭のセリフ、一発目…で出てきますね。


やはり、その映像美、
その画のアングル、ポジション…
どの場所から、どの角度で…の、
画のセンスは見事でしたし、

どれが、どのシーンが…と
決めきれないほどに
素敵なカットがたくさんありました。

ほんと、
「いちいち！ｗ、画が良いんだけど…」って、
そんな感じ。


そして、ストーリーは
３部に分かれて構成されていて、
オムニバス的で３つバラバラな作品…では無く、
三幕構成、三部構成で、
同じ主人公達の
成長の度合い、時期の恋模様を切り取って…
といった感じでした。


ん～…ザックリ言うと
子どもの頃…中１、１３歳、での恋を
心に残して成長した２人の物語…でしょうか。


男目線、女目線…で、
観方、印象が違ってくる作品…かなぁ？…とも
感じられましたね。
１～３、間の２話は男性側…だけだし。。。

あそこで高校時代の女性側…があったなら、
またガラッと印象が変わった作品…かも？
あと、サバサバした性格の人…には
向かない内容…かも 笑

そして、
非常に文学的…な、
小説に書かれた表現…のようなセリフが
登場人物の心の声…として
ナレーションで入ります。

それを「美しい」…と感じるか、
「煩わしい、ウザい」…と感じるか、
ここでも、向き不向き…が割れるかも？笑


タイトルにもありますが…
３部通して…
「距離」「速度」「時間」が
シンプルにそこにはありました。

秒速５センチメートル
時速５キロ
心は１センチくらいしか
手紙のやり取り
電車の遅延
地理的距離、栃木と鹿児島
宇宙と地上
大人になった自分…と子どもの時の思い出
原チャリと歩き

そんな、様々な距離や速度、時間…を
メインに意識させられながら…
鑑賞したように思います。

ただ……
ちょっと、、、
「え？それあり？？？」…なシーンもあり、
そこでも
入り込む、込めない…があるかなぁ？？…と
思った時がありましたね。

それでも私的には、観終わって…

「なるほどねぇ、、、
そんな青春の１ページが
誰にもあって、幼い日を引きずる…も
あったり、、、するかなぁ、、、」…って

そんな感想を持った映画、でした。

あと、
作品の上映時間が、ほぼ６０分です。
なので、
とても見やすく、でも長い時間を旅したような、
そんな感覚も残してくれることでしょう。

サラッと観れる…と思いますので
未視聴の方は…お時間あれば是非…☆

さて、ちょこっとネタバレ含み…で。

１話…で、
電車の遅延…で
４時間待っていた明里…が駅に居た時に
ちょっとウルっとしましたねぇ…

でも！！
その後で……
帰れなくなって…

納屋で一晩過ごした？？
はぁ？？えっと…中１、１３歳…よね？？

親は…居るでしょうよ？家に…。
携帯、スマホも無い時代に…
帰宅せず、それは…
警察、行方不明者捜索案件よ、、、、笑

ここまでは、すごく良い流れ…だったのよ。
……なだけに、
ここで出た「はぁ？」が痛い、、、
きっとここで…心が離れた人…多いハズ？？笑

２話で……
姉の車の中…と、コンビニの中…で
リンドバーグの曲が流れてましたね。
（歌詞を打ってググりましたｗ）
あの曲が1996年、
そして 99…と賞味期限が書かれた
飲み物…つまり1999年。
さりげなく時代背景を
音と画で表現、感じさせるの、
良かったですね。

まぁ……
携帯スマホが無い、手紙のやり取りだけ…
そしてガラケー…な時代で
充分わかるわけですけど 笑

あの……
明里の声優さん……
１話と３話で違ったのは…なんでだろう？？
大人と子ども？？
でも、遠野は同じ、、、

…観てる時は気づかなかったけど笑
エンドロールで分かりました。

３話は
#山崎まさよし さん の
「One more time, One more chance」のMV…
な感じ、でしたね笑

パッパッと音に合わせて変わる映像…で
全時代の映像を映していく、、、
良かったですね☆
あの１枚１枚、丁寧に時間を掛けて
描かれたんだろうなぁ、、
でも、0.5秒ぐらい？映るの。。。

結局……
遠野のところに…
明里から手紙が届かなかった…的な
ポストと遠野…の画があったので、

返事が来なかった、振られた側…は
遠野くんの方…という解釈で良いでしょうか。

振られて…それでもまだ…時に夢を見てしまう。
そして、振った側の明里もまた、
時に夢を見てしまう。
幼かった時の恋を。
そして、心のどこかでまた、
いつでも会える…ような気がして
そんな思い出を心のどこかに残して生きてる。。。

…そんな感じでOK…かしら？？
まぁ、、、
中１、１３歳で…
キスして…からの、
何も無くとも一夜を共にして、、、
残らない方が変…なほどの出来事…ですね☆

これ、、、今の時代の人、若い人……は、
どういう感覚で観るのでしょう？？

あの、
１話の電車遅延で４時間、
連絡取り合えないこと…とか、

２話の…高校時、ガラケーでメールできてるのに
し合ってないところ…とか。
（あれは…ガラケーを持つ前に
手紙のやり取りは途絶えた…ってことかしら？）

この辺、、、現代だったら
起こらない、生まれない事象…ですよね。
だから、もどかしい…イライラ…な感じで
観ちゃうかも？

そしてきっと、
遠野くんと明里の関係性も…
持ち合わせるデバイス、ツールで
大きく変わったはず。。。

高校時代に…メールを交わせていたならば
全っ然、違ったでしょうね。


あ、
遠野が…届かない、送らないメールを
作っては消す……がありましたけれど、

あの文章の内容……あれ小説みたい…でしたね。
少なくとも明里宛…な内容では無かった。。。

なんか、
明里宛…な内容とかだったら……良かった？？
ん～どうなんだろう。。。
もっと彼が…女々しく映ってしまったかも？笑
日々、メールを作っては消し、作っては消し…笑

あ、あと…
あの２週間掛けて書いた手紙……
あれを渡せていたら……
そして明里側のも…渡していたら…
また、大きく流れが変わったこと、
でしょうねぇ、、、


はい、
そんな感じ…でしょうか。

あの…
背景映像が…実写並…だと、
出演キャラクターの顔……が、
なんか、そこだけアニメ感…みたいな笑
そんな感じに、
変に浮いて見える…みたいなのありませんでした？

この作品、特にそんな感じ…したなぁ、、、
あの、
２話のサーフィンの時…の波の感じとか…
あそこはアニメ～って感じだったけど、

特に１話とかは、
すっごい画が綺麗でしたよねぇ、、、
実写並…な。


はい。
でも、総合的には
１時間、楽しませてもらいました☆


あなたの…心に残る１０代の恋は…どんな恋でしたか？？