今朝の映画は
【#幸せへのまわり道】でした。
#Netflix 鑑賞
※見出し画像引用 https://video.unext.jp/

2020.08.28 公開　　１０９分

出演 #トム・ハンクス さん、#マシュー・リス さん
#クリス・クーパー さん 他
原作 #トム・ジュノー さん『Can You Say...Hero?』
監督 #マリエル・ヘラー さん
脚本 #ミカ・フィッツァーマン ＝ブルー さん
#ノア・ハープスター さん

#Filmarks では 、22.11.25時点では 3.8
私的にこれは……5.0 つけちゃいまーーす☆笑
（※私的採点1最悪だ 2つまらん 3普通 4かなり良かった 5最高☆）

はい、
とてもとても良い映画でした、私的に…☆

実話を基に…の映画です。

この映画は……短気…な人の方が
観た方がいい映画ｗ…かも。

もれなく私も、、、
あまり短気に見られることは無いけれども、
実は短気、隠れ短気……なので 笑、


この、トム・ハンクスさん演じる、
実在したフレッド・ロジャースさんの…
その、
「怒りのコントロール、アンガーマネジメント」と
常に向き合ってきた感じ、
そうして自分自身とも向き合ってきた感じ、

…ここにシンパシーを感じて、、、
観入ってしまいました 笑


フレッド・ロジャースさんは
アメリカの、就学前の子ども向け番組の司会者。
３０年～続いた番組のようで、
番組名は「Mister Rogers' Neighborhood」
ロジャースさんのご近所、お隣さん…って感じですね。
なので？
洋題、原題は「A Beautiful Day in the Neighborhood」
近所、お隣にある美しき日…な感じでしょうか。


これは……たぶん、
アメリカ人で…タイムリーに放送時に子どもだった人、
または親であって、子どもと一緒に観た人…は、
かなり居たのでしょうから、
そういう方々は、スッとハマれる作品でしょうね。


冒頭のシーンは、
たぶん、その番組のオープニングをそのままに…
って感じだと思います。
で、
もちろんそんな番組など知らない私ですが、、、
なんでしょうね、
あの感じ……セット 映像が子ども向けだから？？？
それとも……トム・ハンクスの雰囲気？感じ？？？
スッと…その世界に入り込んでいけました。


人間ドラマ…です。
フレッド・ロジャースさんは
人格者であったのだな…というのは
すぐにわかります。
原作者 トム・ジュノーさんは（作中ロイド・ヴォーゲル）
ジャーナリストとして取材の為に彼と出会い、
その交流の中で感銘を受け、記事を書き、本を書き……
そんな流れで、この映画が作られるほど…な人
だったのだと思います。

で、この映画を観ていて……
そのトム・ハンクスさんが演じる姿やセリフに…
心持っていかれて…癒されるような……
そんな不思議な感じになる、映画ですね。

カウンセリング映画……みたい 笑


そして…
これはまた、観る人の年代によって
感じる内容が違ってくる…かなぁ～って思います。

まだまだ失敗や衝突の少ない人、
それなりに失敗や衝突をしてきた人、
人生の終わりを考え始めた人……などなど、

その人生のステージによって、
観て感じるものが…
大きく変わってくるだろうなぁ…って
思った作品です。


癒やしがほしい、そんな人には特にオススメだと
個人的には思った作品でした、はい☆

トム・ハンクスさんのね……
その佇まい、表情、セリフの速度……すごく優しい☆
優しかったなぁ、、、、笑



※予告動画は…いつも
この中間に貼る…方が良かったですね。
で、もう本編観た人は…
動画下部の（ネタバレ含み記事）…をどうぞ☆

では、本編を観た人向けの…
ネタバレ含み……を少し、、、↓

冒頭の…

「許すってどういうことか分かるかい？」

「許すことは決断すること。
誰かに怒っている時、
その怒りを解くと決めることだ。」

ここの……
番組内で扱う人物…って設定で、
ロイド（マシュー・リスさん）を紹介して始める、

そして

「不思議なことに
愛している相手ほど　許すのが難しい。」

この設定、この時の、このセリフ達、で、、、

ここからスッと入っていけましたね、私☆

で、あの……ミニチュアを使った画……の感じ、
好きだったなぁ、、、☆
あの感じ、たぶん実際の番組そのまま…だったのかな？

この映画で、
いっちばん…
「なんだこのシーン、やばぁーーっ！！」笑…って
なったのが、


あのレストラン…で、
２人向かい合って……

「１分間だけ、
自分を愛し培ってくれた人々を思い浮かべて」


………なんだ、あのシーン、、、、
こんな映画、観たことないんだが、、、、


しっかり、１分以上、１分半ぐらい……沈黙でしたね。
しかも、周りのお客さんも巻き込んだ演出。


そして！！

なにより！！！

トム・ハンクスさんが！！！！

カメラ目線にっ！！目線をっ！！変えるっ！！！！！


あれ、すごい演出だ～
視聴者、鑑賞者、巻き込んだ～
こんなアメリカ映画……っていうか、
日本映画…でも、、、
あったかなぁ？あるのかなぁ？？

あえて（目線を変えるとこ）まで映して、
映画観てる人に向けて…にしちゃう。
で、持っていって…
そして沈黙の１分～を作る、、、、
でも、さりげない。自然の流れの中で、、、

ほんとに……
トム・ハンクスさんに会ったような笑、
同じようにその時、１分を与えられたような、

そんな錯覚を覚えるほどに
印象的だったシーンとなりました☆

あなたは……どう思いました？？？？

ロイドのお父さん（クリス・クーパーさん）が、
夜？早朝４時…とか言ってたかな？
ベッド際で、親子で話すシーンで…

「今やっと、どう生きるべきか
分かってきたのに」

これを
死期を悟った時に言う…感じ。。。


これ……もちろんまだ、死期の分からぬ私ですがｗ、
でも、
世の中の大体のことって…
本当の意味は
過ぎてから分かったり、過ぎる時に分かる…気がする。

卒業…の意味や重さ、
どう過ごし、どう卒業すべきだったか…は、
きっと卒業する時、または卒業した後に分かったりする。

１０代をどう生きるべきだったか、
２０代をどう……３０代をどう……は、
もっと年を重ねてから…分かる。

そして、死ぬ間際に
「どう生きるべきか分かってきた…」
これが……人間って生き物…な気がします、私、はい☆


この父親みたいに…奥さん、家族に酷くして…
誰かを失って気づく、亡くして気づく、、、
後悔をしてももう遅い…
これも……こういうこと、ありますよね。。。

最後の……
ピアノ…のシーン、、、

きれいな音色で終わらなかったところ、、、笑、
あそこ、
攻めるね～！

きれいにエンディングに持っていきたい…
そんなシーンなのに、
ダン！ダンッダン！ダーーン！！…を入れる。。。笑
４回目はゲンコツで行ってたし笑

人や自分を傷つけずに…
感情を制御する方法…のひとつ、でしたね☆


そう、だから彼は…
フレッド・ロジャースさんは…
決して聖人だったわけでも無く、
同じように怒り、短気で、
そしてそれを日々、セルフコントロールしていた……

そんな終わり方…で、

とても私達に近しい人だった……
Neighborhood、隣近所に居た人だった……みたいな、
そんな感じで締めていただいた、
そんな気がしました。


いやぁ～……この映画、好き～☆
また、時間が経ってから、
もっと大人になってから……また観よう☆