概要

２２００年代。劣悪な環境悪化により、地表は人間が住めなくなる。人類存続の為、巨大な街を柱の上に建築する事によって、人類を存続させている世界。

柱を支える電子エネルギーが、エンタメにより産み出されるプラスの感情の脳波により、活発化する技術の発見により、幾つもの柱が建築されていった。

Vital　Star

２０５０年頃までは「Virtual　Star」という、ネット上でアバターを纏って活動するエンターテイナーの事を指していた。２０６０年頃、Vstarの流行が市民の心の支えとなり、それと同時期に「プラスの感情で電子エネルギーが活発化する技術」が発見され、Vstarは数々の産業を支える基盤的な存在となる。

主な役割としては、柱のエネルギー活発化の為に、エンタメ産業と言われる、エンタメでエネルギーを生み出す活動をしている。

一般的なVstarは一般人のエンタメとしての役割を担っているが、人気なVstarや上流階級のVstarは、エネルギー産業の重要なインフラとしての役割を持つ。

Vstarになるには、特別な手術を施す必要があり、一般階級の人間でも気軽に受けられる。

技術

プラスの感情の脳波により生み出されるエネルギーの物体源は、宇宙から来訪した鉱物と言われ、その鉱物と同質の特性を持つ物質の量産に成功している。

以後、数百キロメートルの太い柱の上に都市を建築する技術が発展していき、現在の人類を存続する要因たらしめている。

Vstarによるエネルギー産業は、今なおエネルギーの効率化の研究が活発化している。

宇宙探査の技術が失われている。

社会

日本があった地域に立つ柱のエリアは、「極東柱域」と呼ばれ、花の名前が付けられている。

柱の中央と上層区域に行くほど、上流階級の住む場所とされている。

都市の端部と下層の区域は、一般階級の住むエリアとなっている。

一般階級でも、上流階級の人間に存在を認められた場合、より生活を豊にする権利を有する事ができる。

文化

Vstarがエンターテインメントの主軸となっており、それにともなって数多くのエンターテインメント事業が国を上げて力を入れている。

主に対戦ゲームと、ストーリーがハッピーエンドで終わるようなゲームが主流となっている。

政治

人気の女性Vstarの中から、政治のアイドルになってもらう為に、「柱巫女」として選ぶ事がある。

柱巫女は、特別なVstar手術を受けており、柱巫女1人で莫大なエネルギーを生み出す事ができる。

一般階級は労働に勤しみ、上流階級は社会のインフラ整備に勤める事が決められている。