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睡眠時に適切な温度は20~25度

マーカス老化研究所が高齢者50人を調査した結果によると、睡眠時の周辺温度が20~25度の時、最も効率的で安らかな睡眠になることが明らかになりました。この温度帯以外では、睡眠の質が5~10%低下するとのこと。ただ、この結果は個人差も大きく、確定的な判断は出来ないようです。

確かに、エアコンをつけて布団をかけて寝ると気持ちいいと感じますので、結構当たっている気がします。(あくまで個人の感想です)

コペンハーゲン大学が4万人を対象にして行った別の研究では、夜間の気温が25度を超えると、睡眠時間が7時間以下になる確率が上がり、30度を超えると睡眠時間が平均14分減るそうです。僅かなようですが、これは心身に重大な影響が出るレベルの変化だそうです。

我々は、エアコンを上手く使うことで対処できますが、低所得国ではそうもいかず、男性よりも女性や高齢者が相対的に影響を受けやすいなど、地球温暖化が睡眠の格差を生み、ひいては幸福の格差の原因になるという見方も出てきました。

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