実体

馬鹿は
風邪を
ひかないだと

最初にこれを
聞いて
腹が立ってた

当時は
納得出来
なかったが

反論する程
饒舌では
なかった

馬鹿だから
風邪を
ひかない
のでは無い

アルゴリズム

健康は
演算により
可能となる

計算ではない

数学の
答えだけでは
本質を
体現出来ない

絶対領域による
防衛

だから
風邪など
ひかないし

鼻風邪は
汗かいて
治した

だから
体調を崩して

蒼穹の見聞録14

エノクです

独自の
雰囲気
厳格ある
微笑み

私を
凝視する

ブロッサムの
一礼

私も
慌てて
思わず
頭を深く
下げた

長い髪が
乱れる

ブロッサム
「‥なるほど、少々おめし替えの余地がある」

エノク
「え⁈」
ブロッサム
「清楚正しい服装を選ぶお方だ」
エノク
「ご、ごめんなさい！これしか無くて」

ブロッサム
「良い。此処では皆創造主だ」
エノク
「創造主‥私が？」
ブロッサム

経口補水液を
作り
少し回復

熱中症には
最善の注意

それでも
劣悪な環境

痛みがないだけ
マシ

蒼穹の見聞録13

エノクです

輪廻の
都市部

巨大な
花びらから
上昇し

中央区の
球体部へと
高度を上げる

滝となり

降り注ぐ
雨の中

禊を
する様に

蒼穹
「滝修行スか」
フィー
「禊だ。風圧もある。流されるなよ」

ずぶ濡れ
からの
風圧乾燥

あ

私は
式に
囲まれた
固有結界
なので
問題無いです

岩肌から
洞窟内へと
向かい
侵入する

内部は
転移する
式でもあるのか
光っている

絶対領域　小説

我々
人類は

各々の
絶対領域を
持つ

この
拡大により
人は
質量を超えた
重量物を
運用する
能力を持つ

それが
資格

バイク
自動車

大型トラック
トレーラー

重機
運搬車両

鉄道
客船
飛行機

船舶‥

一人ではなく
多数のクルーにより
運用出来る
巨大物量を
運用出来る

絶対領域を
最大限に
広げ

運用出来る
人間だけの
スキル

ミリオン
ステージ

継続する
習性

古墳解読

前回の
古墳解読の
続き

あれは
ただの
オブジェクト
ではなく

質量を
超えた
魂の姿

その魂の
全貌は

地上からは
三分の一
程しか
見る事が
出来ない

魂の
成長過程では
球体が
デフォルトになる

角が立つ
心を
球体へと
丸くする
必要がある

それがAの
演算工程

球体の
先端から

安心
安定
ゆとりの
ワークス
トライアングルが
形成される

それがB

理解
解読
学

蒼穹の見聞録12

エノクです

こっちは
片割れの
蒼穹

救護班の
おまるの
おかげで
頭部が
修復された

沢山の
群青の怪物が
攻防神の
ワイヤーに

搬送される

光る赤い
眼光が消え

真っ黒に
だらりと静止
している

エノク
「あんなに暴れた怪物が‥」
「フィー、あれって」

フィー
「情報、知識を支配する」
「侵食系捕食主義者」

人類が
悪魔と
呼称する
者達だと
説明した

搬送された
侵食者に

蒼穹の見聞録11

余裕の
悪鬼が
傍観する

私の

握り潰した
頭部を
掴みながら

高みの見物

悪鬼
「最後の砦だろう」
「呆気なく潰せると思ったがな」

前進する
500m級の
大型侵食者を
頭上に
見上げる

悪鬼
「手こずるなら神殺しでも使ってやるか」
「もしくは大御神にこのエノクを見せつけてやるか」

爆発

悪鬼
「あ？」

振り向く
自分の
左腕が
根こそぎ
無くなる
代わりに

私の
振り上げた

蒼穹の見聞録
11話

イラストを
何枚も何枚も
一から
原稿改修

描き直し
しました

丸２日
かかった‥

ここのエノクは
最高
悪鬼も
太鼓判を
押すレベル

以前のイラストで
紹介してましたがね
明日朝
公開します

蒼穹の見聞録10

意識が
飛んだ

此処から
蒼穹の
証言を元に
再現する

蒼穹の
叫びは
私には
届かなかった

だらりと
力尽き

握り潰された
義体頭部の
欠片が
奈落に
落ちていく

掴まれた
魂となる

悪鬼
「残念だなぁ。エノク」
「ガッカリだ。生前と変わんねえ」

固有結界から
輪廻の
様子を見に
転移した
悪鬼

蒼穹の叫び
すら動じない

悪鬼
「お？」
「何だ、思ったより頑張ってるじゃねーか」

皆様方
おはよう
ございます🎵

漫画原稿から
レイヤー
使いまくりで
描いてます

此処と
此処は
分けて描く様
ヴィジョンを
再現してます

映画のワンシーン
ですね

蒼穹の見聞録9

悪鬼は
笑う

救いの無い
人類に

こっちは
笑えない

エノク
「だから壊すの？」
「貴方、表情無いから読み取れないわ」

悪鬼
「どうした？仲間の居ねえ農村で16年‥俺と調和取ろうってか？」
「書物で神殺しを果たす。宣戦布告もした」

蒼穹
「‥興味無いっスね」

悪鬼
「嗚呼、俺もお前に興味無ぇ」
「用があるのはエノクだからな」
蒼穹
「さっきみたいに‥笑いながらエノクを引き裂いたんスか？

皆様方
おはよう
ございます🎵

妻送迎の後
菊川の
祖母の元へ

ハムエッグ
トーストサンド
塩胡椒
少し減らす
べきでした

しょっぺ

今日は此処まで

執筆進める

明日は
妻送迎

菊川の
祖母の元へ

蒼穹の見聞録8

悪鬼が
目の前にいる

蒼穹に
振り切って
もらうしか

いや

振り切れない

悪鬼の
瞬間移動

俊敏な
動きで
背後を
取られてしまう

悪鬼
「俺から距離を取ろうと思うな」
エノク
「　」

悪鬼の
手の内

何処かに
転移され

連れて
行かれる

‥エノクです

此処は
一体

エノク
「何処？」
悪鬼
「俺が救済する為に集めた」
「固有結界」
エノク
「卵を救う為‥？」
悪鬼
「お前

蒼穹の見聞録
漫画版とは
改修前と異なるも
本質は変わらない

この先

マトリックスか‥

あれ以来の
衝撃展開
精神世界寄り

エノクは
蒼穹で
何を見
何を聞いたか

インターロック時効
第8話
創作