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サービス価値が主観であること、それでも働きたい理由

こんばんは。はやいもので暑い暑い夏の日が終わろうとしています。
ちょっと安心ですネ…今年は暑すぎて頭がおかしくなりそうでした。

そして私が住んでいるシェアハウスは3~4月と8~9月が入れ替わり時期のもよう。
これはシェアハウスに限らず、会社でも一緒だと思いますが、
自分が初めて輪に入ったときに居てくれた人たちへの感謝は強いもの(ですよね)。
その子たちが続々と帰国していくので寂しさを感じました。
一方で、また新しいメンバーも入ってこられて、「みんな変化するんだよなー」と、時の流れを感じて黄昏ております。笑

さて、そんな中で今日は、私の大好きな焼肉屋さんで働いてて思ったことがテーマです。

コーチングも飲食業も「良い」かどうかってお客様が判断するんだよなーという話。
「それってめっちゃ主観だよなー。。」と洗った皿を棚に戻しながら考えていたわけです。
同じお肉を提供して、「今日美味しかったから2万おいとくね」「まずかったから500円ね」とはならない。成果報酬ではないわけですよね。

というのも、うちの焼肉屋さんでは「クラフトコーラ」を出してるんですが、今日のお客さまにはあまりお口にあわなかったのか、ほぼ残されておりました。
多くのお子さんはこのクラフトコーラが飲めなくて隣の大人に渡しているのを見ていたので、「子供にはあわないんだろう」ぐらいに思っていましたが、
今日初めてしっかりと飲んでみて驚き。

「うわ。生姜、強。
残すのもわかるなーw」

おい笑

『クラフト』ってやつは慣れないと違和感というか、なかなか「あ~美味しい」といきなりストレートには来づらい。
味覚もハートも「ばっちこーい」とOPENじゃないと、意外と受け付けないものです。恐るべしコカ・コーラ。どれほど刷り込まれていることか。。。

でも当然ですけど、うちはあえてクラフトコーラを出しているわけで。
でもそれって誰に対しての価値なんだろう?
お客さんによって、この評価、めちゃ変わるよな…
いや、もはやこのクラフトコーラを選択した経営判断ってどうやって評価するんですか?いやぁ…完全なる主観でしかない…
私が今いる世界って主観で勝負してんのか。
あ?
ん?
ん?と、なんだかよくわからなくなりました。笑

「お客様に美味しいと言われるのが嬉しい!やりがい!」
とそういえば当初は思っていた。(懐かしい)
あのときは自分で作った料理を初めて人に提供したからちょっとドキドキだったんですよね。
でもそれも慣れると嬉しいけどやりがいまでにはならない。

なぜなら
「美味しいか」って超・絶・主観だから。
美味しいの反応がやりがいって、なんかちょっとちがうように思うようになった。実はこれはコーチングでも同じように感じています。
サービス業って難しいっすね。

でもそれでも飲食店で働けるのは幸せ。
なぜなら、お客さんがもぐもぐ食べて、お酒も飲んで、楽しくなっていったり、どんどん栄養をつけていってることで
店内には人と食べ物が作り出すエネルギーが循環しているから!!
その姿を私は店員だからこそ多くのお客さんを見ることができるし、エネルギーをもらう。

そう思うと、本当に働く場所って大切だと思う。
「自分が何をしたいか、どうありたいか」だけではない
どんな空気感やエネルギーに触れたり、力や影響を受けたいのか。自分が何の一つになっていたいのか、そんなこともある気がする。
「職場」って深い。人と人が集まるってすごいな~~~

早くも新しい季節の予感です。
秋はうだる暑さであきらめていたことを、取り組む季節にしてみてはどうでしょうか~。私も何かやってみようっ!

写真は私のお店の一部。カウンターもあっておしゃれです。




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