ヘイトスピーチ
2024年 3月29日(金)
今朝の景色…
〈気になる記事・後半…〉
イスラム過激派組織と関係があるとされたリュディガーが記者を訴え「イスラム主義者として侮辱され、中傷されることを許さない」
(記事全文…)
レアル・マドリーに所属するドイツ代表DFアントニオ・リュディガーが、言われなき報道により騒動に巻き込まれている。
【写真】イスラム過激派組織・ISISとの関係を疑われたリュディガーのポーズ
シュツットガルトやローマ、チェルシーでプレーしたリュディガーは、2022年7月にマドリーへと完全移籍で加入。チームを支えている。
ドイツ代表としても68試合に出場し3ゴールを記録。ディフェンスラインを支え、自国開催のユーロ2024での活躍も期待されている。
そのリュディガーは、「敬虔なイスラム教徒」としても知られている中、3月11日には自身のインスタグラムを更新。民族衣装であるカンドゥーラを纏い、礼拝用のマットの上にひざまずいて、右手の人差し指で上を指すポーズを取り、“ラマダン(断食)”の期間に入ることを示していた。
しかし、このポーズについてドイツ『ビルト』の元編集長であるユリアン・ライフェルト氏が自身のX(旧ツイッター/@jreichelt)でこの写真を投稿してコメント。
「アントニオ・リュディガーのイスラム主義者の挨拶をイスラム主義者の挨拶と認めたくないすべての人々へ。連邦憲法擁護局はこのジェスチャーを『ISISの指』と呼び、人差し指にはイスラム主義の明らかな兆候があるとみなしている」と主張した。
人差し指を上に上げて表現される「ワンフィンガー敬礼」としても知られるこのポーズは、イスラム国過激派が力と勝利をにじみ出させる大義の象徴として使用するジェスチャーとしても知られ、『ISISの指』とも呼ばれている。
しかし、この指摘に対しリュディガーは『ビルト』で説明。「タウヒード指」と呼ばれるものだとした。
「僕が使用したジェスチャーは『タウヒード指』と呼ばれている。イスラム教では、これは神の統一性と唯一性の象徴と考えられている。このジェスチャーは世界中のイスラム教徒の間で広まっており、ここ数日で連邦内務省によって問題がないと分類されたばかりだ」
「僕は敬虔なイスラム教徒として信仰を実践しているが、いかなる過激主義やイスラム主義への非難からも断固として距離を置いている。暴力とテロは絶対に容認できない。僕は平和と寛容を支持する」
「僕の家族の多くは異なる宗教に属している。それにもかかわらず、僕たちはお互いを尊重し、宗教的な祭りを一緒に祝う。敬意と寛容は、僕たち家族全員が代表する基本原則だ」
「しかし、注意が不十分だったために、分断と二極化を図るために、僕の投稿を意図的に誤解する機会を第三者に与えてしまったことも認識している」
「しかし、僕は分断と急進化の場を提供するつもりはない。だからこそ、2つの国際試合で成功を収めた後、明確な声明を発表することにした。同時に、僕は自分自身がイスラム主義者として侮辱され、中傷されることを許さない。そこで、報告書を提出することにした。これはプロパガンダと分断に関するものだ。僕はこれに対して常に断固として自分を守る」
「この説明が誤解を解き、真実を明らかにするのに役立つことを願っている。また、この件に関して常に僕をサポートしてくれたDFBにも感謝したいと思う」
リュディガーはライフェルト氏に対し、「侮辱または中傷、扇動的な侮辱、憎悪の扇動」の罪で、ベルリン検察庁に告訴状を提出したとのこと。ドイツサッカー連盟(DFB)も告訴状を提出し、ライヒェルト氏の投稿を「ヘイトスピーチ」として検察庁に通報した。
👉つい先日に「人種差別」の撲滅や「非暴力」に「フェアプレー」といったスローガンを基に2つの親善国際試合が行われたばかり…。
そんな最中に…
このような言われなき報道で人を傷つけるような行為が為されている現実…。
いくら「タブロイド紙」の元編集長であったとしても“なんでもあり”ではあまりにもお粗末…。
このような「侮辱」「中傷」「憎悪を煽る」ような“ヘイトスピーチ”は、やはり野放しにしてはイケませんよね…。
なんだかここのところ…
サッカー界において「人種差別」だったりこの「ヘイトスピーチ」であったりと様々な問題が浮上し採り上げられているのは、単なる偶然なのでしょうか…。
それとも…
やはりこれらは「今」「このタイミング」で“起こるべくして起きている”又は“起こされている現象”なのでしょうか…。
そのように…
スポーツやサッカーを通して…
多くの人々にその「関心」や「注意」を促そうと、視えない存在によるシナリオが働いているのでしょうか…。
いずれにしても…
このような問題は、いつの時代の、どんな世界にも、それらは存在していて、わたしたちがそれらを意図的に意識して無くして行かない限り、それらは無くならないものなのでしょう…。
そんな問題がある事に気づくこと…
関心を持つこと…
知ること…
そして問題視して…
その行為を指摘し…
その行為を非難し…
そして意図的に意識してそれらを無くして行くように働きかけること…。
そんなきっかけが…
サッカーであったり…
目の前の日常に溢れています…。
わたしたちも…
知らないうちにそのような問題となる言動や行動はしていないだろうか…。
人を侮辱したり中傷したり憎悪を煽るような事をしていないだろうか…。
しっかりと注意して意識していなければなりませんね…
〈気になる記事・前半…〉はこちらから…
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