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長期入院体力低下からの回復~自伝~

こんにちは~ St.Mです。僕は大学院在籍中に人格崩壊を起こして精神病院に1年半入院し、ほぼ寝たきりの生活を送りました。その結果、ペットボトルすら開けられなくなるほど体力がいちじるしく低下しました。その状態から体力の回復させるために実践した方法を記事にしたいと思います。

photo by Chandan Chaurasia

病院のデイケアのバレーボールのプログラム

体力が低下したままでは
仕事ができないと考え

スポーツに取り組みましたが

最初は準備運動で
体育館を1周するだけで
動けなくなってしまう状態でした

チームワークが大事な
スポーツをすることで
「空気を読む」トレーニングに
なると期待しました

最終的にチームのエースとなり
大会に出場しましたし

会社でもバレーボール大会があり
バレー仲間ができるなど
対人関係の能力も磨かれました

体力がいる仕事

スーパーの仕事は体力がいりますが
最初の仕事は前進陳列のみでした

商品が売れて棚の奥に引っ込んでしまったものを
前に出すだけの楽な仕事でも

30分やっただけで
汗だくだくで息が切れ
15分休憩するような状態でした

4時間の仕事が終わったら
病院のデイケアに参加し
寝込んでしまっていました

そのうち前進陳列から卒業し
品出しと発注を任されるようになり
体力的にもよりハードに
時間もフルタイムになりました

 photo by Liza Pooor

自転車通勤

体力がある程度ついてきた時に
2万円くらいの自転車を買いました

片道1時間程度であれば
自転車で移動するようになり

体力がつきましたし
何よりも交通費を節約できましたね

車を運転するようになり
自転車は卒業しましたが

知人に自転車を譲ることにしました

その時に自転車への恩返しとして
自転車屋さんに持って行って
整備をしてもらったのです

たかだか2万円の自転車を
いくらお金を出してもいいからと言って
整備してほしいという僕に

自転車屋さんはいぶかりましたが
僕が本気だと知ると

ウキウキで
あれもしましょうか
これもしましょうかと
提案してくれるようになり

結局1万3千円ほどかかりましたが
新品同様に生まれ変わりました

知人も心の病で苦しむ障害者です
僕を元気にしてくれた縁起のいい自転車なら
知人を元気にしてくれるかもしれない

そう期待して修理したのです
(代金は僕の自腹)

自転車への恩返しだなんて
物にまで忠義を尽くそうとするのは
我ながら面倒くさい性格だな~(笑)

その後

トン単位の商品を毎日品出しして
体力がつきましたし

デイケアで卓球をしたり

会社でボウリング大会もあったので
練習しましたね
(ベストスコアは7ゲームで1400以上)

お金はかかりますが
勝ち負けがあったり
スコアがあったりして

自分の成長が感じられる
スポーツは継続しやすい
と思います

退院直後は
毎日がマラソン大会と思えるほど
体力的にしんどく

けれどもこれを乗り越えなければ
回復できないと自分を追い込み
努力しました

大多数の人はここまでできないように
思います

スポーツに付き合ってくれた仲間や
職場の人たちのおかげですね

1人では無理だったと思います

今はデスクワークとなり
GWにお店に応援に行った時に
体力の低下を痛感したので

もう一度トレーニングを始めました

1年で体重5kg増はヤバい、、

ここまで読んで下さり
ありがとうございました

入院生活で体力がどれくらい落ちるのか
など知ってもらえたなら嬉しいです

ではまた!

お金はご自身やご家族のためにお使いください。みなさまに幸せの訪れを願っています。