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「人格を磨くって何?の答えを探す旅 ⑨」~自分の心の声を聴く~

こんにちはSt.Mです。僕は大学院在学中に精神病院へ長期入院、ドロップアウトした経験があります。その後、障害者雇用から必死で努力して人生を立て直してきた中で、自分らしく生きていくためには人格を磨いていく必要があると思い至りました。「人格を磨くって何だろう?の答えを探す旅」の第9回です。第1回記事はこちら。

ネガティブな気持ちはそらすもの

シリーズを通して
人格を磨くことで
ネガティブな感情から解放されると
お伝えしてきましたが

ネガティブな感情は
抑え込むものではありません

自分の感情を抑圧すると
ストレスがたまり
どこかで爆発してしまいます

腹が立つ・悲しい・傷ついている、、
そういった感情を

否定するのではなく
一旦受け止めた上で
その気持ちを受け流すことが
大事だと思っています

こんなイメージ(岩明均「寄生獣」より)

気持ちを内に溜めない

僕は普通なら怒りの感情が湧くようなことでも
ネタにして笑い飛ばすようにしています

僕の母はこだわりが強すぎて
優先順位がぶっ壊れた行動をします

たとえば洗面所にはタオルはなく
ストーブの前で乾かしています

ストーブの前ならまだいい方で
日当たりがいい場所や
場合によっては外に干していたりします

定位置管理もへったくれもなく

タオルで手を拭けることよりも
タオルを乾かすことの方が
優先順位が上(笑)

こうした理解不能な母の行動を
腹を立てるのではなく

いつもツッコみを入れて
笑い飛ばしています

「ツッコみを入れる」というのは
アンガーマネジメント的にも
いい方法のように思いますね


理不尽な仕打ちを受けた時も
腹を立てるでもなく
かといって怒りを抑えるでもなく

「こういう仕打ちをされると
 普通は腹が立つよね~」
と受け入れるといいように思います

処理できない時は
信用できる人に
愚痴をこぼすのも
必要だと思います

とにかく
ネガティブな感情を抑えるのではなく
形(角度)を変えて逸らし
自分の中に溜めないことが
大事だと思います

自分がどうしたいかを知る

自分に対して
こうあるべきだ
こうしなければ と
縛り付けるのではなく

本当はどうしたいのかという
心の声を聴くことが大事です

「休みたい」「遊びたい」「怠けたい」

そうした気持ちを抑えるのではなく
そういう気持ちを持っていることに
気付くこと 否定しないことです

もちろん
休んでばかりいたり
遊んでばかりいたり
怠けてばかり
することはできませんが

そうした欲求を持つことを
否定して捻じ曲げて
ゼロにしようとするのは
心にダメージを負います

こうした話がなぜ
人格を磨く話に繋がるのかというと

自分の気持ちを
受け入れていない歪みは
他者との関わりに
ネガティブな影響を
与えるからです

発達障害を持っている人は
白黒思考 こだわりの強さで

HSPの人は
周囲の人の気持ちを尊重しようとして

自分の心の声を殺してしまうことが
多いように思います

自分の気持ちを大事にすることができて
はじめて人の気持ちも大事にできる

そう思っています

白か黒か

自分の気持ちを大事にできてはじめて、、

今回はやや抽象的な話になってしまいましたね
苦しみを乗り越えた人には響くかもしれないけれど

現在進行形で苦しんでいる人には
伝わりにくいかもしれませんね

自分の過去の経験をまとめた
こちらの記事を置いておきます

自分の気持ちを大事にすることができて
はじめて人の気持ちも大事にできる

参考になれば嬉しいです
ではまた!

お金はご自身やご家族のためにお使いください。みなさまに幸せの訪れを願っています。