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~初投稿~ あれから5年

5年前の10月のこと...

会社での年一の健康診断結果が届き、いつもながら特に何も気にせずに開封して結果を見ていました。

えっ!...と思わず目が止まった箇所、マンモグラフィーの検査結果でした。右乳房のところに要再検査と書かれていたんです。

衝撃でした。

でも、心のどこかで「大丈夫だよ。きっと。」と思っていたので、とりあえず、近くの乳腺専門のクリニックで検査を受けに行くことに。

診察でエコー検査、そして細胞診検査のため、注射器で細胞を取られて結果は、一週間後以降にメールで連絡するとのことでした。

診察時、担当してくれた女医さんからも特に問題無さそうな感じのお話だったこともあり、あまり気にせずにいたのですが、診察日から数日後、携帯電話に見慣れない番号からの不在着信が入っていて...「どこから?」と調べたら、そのクリニックからでした。

「何だろう?...」と思い、電話をかけてみました。
電話に出た受付の女性から、「先生からの伝言で、なるべく早くにもう一度診察を受けにきてほしいとのことです」と告げられ、頭がパニックに...

動揺した私は思わず、「えっ、もしかして何か悪い所あったんですか?」と電話口の女性に言いましたが、当然ながら「先生しかわからないので、とにかく診察を受けに来てください、いつ来れますか?」と言われ...
そこから、クリニックに行く日までとにかく不安でした。
考えたくないけど、頭に浮かんでは涙が...
娘にもつらくあたってしまったり...
昔、母が乳がんになった時のことを思い出しました。母は、全摘手術だったのでショックもかなり大きかったせいもあり、入院前に憔悴しきっていて、精神状態も普通ではなかったなと。
いろいろありましたが、完治して元気になってくれたので良かったですが。

クリニックに行くと前回に診察をしてくれた女医さんではなく、担当が院長先生に変わっていて。前回の検査からの経緯を説明され、前回よりもたくさんの細胞を採取する細胞診検査をするということでベットに横になり、局部麻酔の後、ホッチキスのような音がバチン!と聞こえて。その日はそれで終わり、MRIの検査も別日に受け、両方の結果で診断するとのことでした。

そして診断結果が告げられる日が...
初期の乳がんでした。
画像では米粒大の腫瘍で本当に見つかったのが奇跡的なくらいの大きさだし、早急に手術して取ってしまえば大丈夫と言われましたが、やっぱりショックでした。
でも心のどこかで、覚悟してたのか涙は出なくなっていて。院長先生や看護師さんの「大丈夫、小さいうちに見つかって良かったし、ちゃんと治るからまかして!」という言葉にもちょっとホッとしてたのでしょう。

その後、入院、手術が無事に終わり...
結果、リンパ節転移は無かったのですが、腫瘍の大きさが画像で見た時よりちょっと大きかったとのことで。もう少し大きかったら手術後、抗がん剤治療をしなければいけなかったとのことでした。
退院後、ホルモン療法(1ヶ月1回お腹に注射と毎日の飲薬)と放射線治療が始まり、放射線治療は平日に毎日必ず受けなくてはいけなかったので、仕事を午後からの勤務にしてもらって、午前に病院へ行き放射線治療をしてから会社に行く日々が約3ヶ月続きました。放射線治療に通って放射線を当てられている時、「あ~、私はがん患者なんだな~」と何とも言えない気持ちになっていたことを思い出します。
その後、ホルモン療法で通院し、再発防止のための治療をしていて、先日ようやく無事に5年経って...
いろいろありましたが、たくさんの人に助けてもらって今、元気で生きていることに本当に感謝しています。

自らが乳がんになってクリニックで診察を受けたり、入院したりしたことで乳がんの患者さんってこんなにたくさんいるんだということを知りました。
抗がん剤治療の部屋で治療を受けている人を見たり、診察室から良くない結果だった人の泣き声が聞こえたり、経過が思わしくなくて退院がなかなかできない人や...何とも切ない気持ちになっていました。

このことがあってから、身体のこと、健康のことを考えるようになり、娘がパニック障害になったこともあっていろいろ調べたりしていて、腸の凄さに興味をもち、腸活に関していろいろ学びました。
そして、最近は身体だけでなく心も健康でないと本当の健康とはいえないんだと気づき、心の健康についても勉強し始めました。

そんなことで、心と身体の健康について発信してみようと思い、noteを始めてみたのです。私自身、初めてのブログ投稿なので読みづらいとかあるかもしれませんが、読んでいただけたら嬉しいです😊✨

初投稿、最後までお読みいただきありがとうございます‼








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