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姿勢づくりの難しさと期待する効果

きれいな姿勢を手に入れよう!

これは、パーソナルトレーニング指導で最初に取り組む課題です。

私のスタジオには、
・運動能力を高めたい(上手になりたい)
・ケガを予防しながら運動を続けたい
・ケガを治したい
・痩せたい
・筋力をつけた など
様々な悩み(目的)を持つ方がお越しになります。
どの悩みも【姿勢】がキーワードになっていることが多いです。

姿勢が悪いことでケガが起こる。
姿勢が悪さしてケガが治らない。
姿勢が悪いから痩せないし太る。
姿勢が悪いから運動能力が上がらない。

結論、姿勢は大切です。

不良姿勢はいいことない?

悪い姿勢(不良姿勢)は、筋肉や関節の動きに支障が出ます。
猫背をイメージしてください。
背中が丸まった猫背。
背中を丸めた状態で両手をバンザイします。
腕は後ろに引けますか?
首痛くないですか?
上半身を左右に捻る時、背中が丸まった状態でしっかり回りますか?
上手くできませんよね。
背中が丸まると、胸の筋肉(大胸筋)は短縮され、呼吸するときに重要な横隔膜もこわばりますね。
内臓の働きも変わりますね。
自律神経の働きにも影響します。
痩せづらいし、カラダも痛いですよね。
不良姿勢は、良いことないのです。

子供の発育にも悪影響?

不良姿勢は、子供たちの発育にも影響します。
何かに取り組む際の集中力思考力判断力理解力発育に影響します。
だから姿勢教育は必要だと思っています。
子育て世代のパパママも、姿勢への関心は持ってほしい。
おうちでの様子を観察できます。
勉強するときの座り姿勢や、ご飯を食べるときの姿勢、テレビを見たりゲームをしているときの姿勢です。
勉強やテレビなどを見る際の姿勢は視力にも影響するし、食事中の姿勢は咀嚼や消化にも影響しますね。
子供のころから丁寧な教育は大切です。

姿勢づくりは難しい?

ではどのような姿勢が【良姿勢】なのか。
これは大きな課題です。
というのも、姿勢矯正って【形で指導されることが多い】と思いませんか?
『背筋はまっすぐで骨盤の下に足を置く』
『骨盤を立てて顎を引いて』
もし、猫背が強い人や姿勢癖の強い人にこれらを強制して、姿勢は改善されるでしょうか。
僕は難しいように思います。
身体は無理に動かして直るものではありません。

姿勢の本質は内側にある

結論から言うと、良姿勢の作り方は、その人の特徴を踏まえて考えなければなりません。
なぜ不良姿勢になってしまうのか。
なぜ猫背姿勢なのか。
原因となる筋肉の硬さや弱さを変えることで良姿勢に導きます。
私は形を指導するよりも、不良姿勢を起こす原因にフォーカスし、それを改善するための運動指導や整体をします。

姿勢づくりに重要な抗重力筋

まずは抗重力筋にアプローチします。
重力に対して最も効率よく身体を支えるポジションがあります。
そのポジションを維持してくれる抗重力筋。

下腿三頭筋
大腿四頭筋
大殿筋
腹直筋
腸腰筋
広背筋
脊柱起立筋

これらを総合的に強化しつつ、その人の弱点となるポイントを改善していく必要があります。
姿勢は外見ではなく、中身が重要

また時を変えて、一例でもご紹介できればと思います。

今月からお一人のコンディショニングがスタートしました。
身体の痛みを解消したい。
まずは整体で身体を整えていきます。
来月からは運動も取り入れながら肉体強化を目指す予定です。

長くなりましたが、ご清聴ありがとうございました。

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