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へろへろと向かう見えないゴール

お腹の調子がすこぶる悪い。

腸活に励んでいても、睡眠をとれるだけとっても、乳飲料を飲んでもなんのその。気休め程度の効き目しかなく、せっかくのご飯の約束も心から楽しむことができなかった。
食べることが楽しみである恋人に申し訳ないなと思いつつも、無理して食べたらどうにかなりそうだったので、自粛。胃に最大限優しいものを軽く食べるだけにとどめた。

友人の一人はストレスが溜まると過食になって困ると話していたが、私と真逆だ。私の場合は完全に拒食の方に傾く。消化機能がストでも起こしているのか、というくらいそもそも受け付けなくなっている。
そういえば、昔から疲れが溜まっていた時期の節目節目に胃腸を壊していたなと。今になって思えばあれはストレスの限界点で、体が休めと言っていたんだなと思う。

最近は前よりはキャッチできるようになってきているので、仕事終わりにかかりつけの胃腸科に駆け込んだ。そよ風のように話す主治医が、お腹の調子をみて、お薬を処方してくれた。胃に空気が沢山溜まっているらしい。
「もうすぐ連休だから美味しくご飯が食べられるようになるお薬、だしておきますね」と言われて肩の力が抜けた。

本当にありがたい。
藁にもすがる思いだ。

ストレスをどうにか溜めないようにしないとなと思いながら帰宅した矢先、面倒な仕事のメールを見てしまいげんなり。ここ数ヶ月の間に、自分でも分からないくらい色々なものを背負い込みすぎている気がする。人に相談して荷下ろしはしているつもりだが、載せられる荷物が多すぎて追いつかないのが現状だ。

タフだね、と言われることもあるけれど、この通り実は全然タフではない。ただ、見える所に不調が出ないだけで、今もみぞおちのあたりの気持ち悪さと戦っている。でも皆そんなものだよなとも思っていて、弱音を吐くことをよしとしない自分もいる。

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運動全般、得意でもないのに足だけがやたらと早くて持久力もあったので、持久走大会は自分との戦いだった。ゴールしたら倒れてもいい、と思いながら必死で走っていたことを思い出す。今もどこにあるのか見えないゴールに向かってへろへろしながら走っているような状態だ。

自分で自分の機嫌を取るのと同じくらい、自分で自分のペース配分を考えるのも大事なことだと思う。きっと私はどこかでペースをあげすぎたのだ。今は明らかにキャパオーバーで、このままじゃもたない。

投げられる仕事は全部放り投げて、休むことを優先しようと思う。
少なくともみぞおちの気持ち悪さがとれるまでは、新しい仕事はしないことにする。


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