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日々の気づき、こころが動いたことを。言葉が旬のうちに賞味期限をすぎるまえに。コーヒーと…

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日々の気づき、こころが動いたことを。言葉が旬のうちに賞味期限をすぎるまえに。コーヒーとともに、書き物をする時間がたまらなくすき☕️

最近の記事

#23 羨ましさのさきに

お散歩をするときは、いつもイヤホンをつけている。今日歩き始めると、はずそう、と思った。風が強くて木の葉がわさわさと音をたてている。桜の花びらはひらひら舞っている。お花をじーと眺めて観察しているおばあちゃんがいる。 向こうから2歳くらいの子供を抱っこしたお母さんが歩いてきた。小さな子供を連れてゆったり散歩している(ように見える)親子と出会うと、羨ましい気持ちになる。自分が同じような時期には、早くひとりの時間が欲しいと、もがいていたはずなのに。目の前のお母さんも、もしかしたらい

    • #22 楽しんでいこう

      スマホでnoteのアプリを開く。この瞬間こころの中では「赤いお知らせマークが付いていたら、noteを続けていてオッケーということだよ」 という、謎の自分へのGOサインがある。 赤いお知らせマークが付いているということは、どなたかのフォローがあった、または、スキマークを押してもらった、ということになる。時々noteさんからの業務連絡的なこともあって、それだとちょっとガッカリしたりして。すみません。 まだまだ読んでくださる方も少ない。へこむなワタシ!と自分で自分を応援してい

      • #21 いつかどなたかへ

        息子と外出した。好きな電車に乗り、各駅のメロディを聞くという、だいぶマニアックな時間にお供させてもらった。距離的には移動していても電車に乗ってる時間が長いため、スマホの万歩計は足のだるさの割には増えていない。 ターミナル駅でパン屋さんのイートインでお茶をすることにした。座席はお客さんでいっぱい。パンよりおにぎり派の息子が、この日は食パンなら食べられるから、と。ただお茶したいだけの男になっていた。親に似てきたな。 わたしは、最近メロンパンにはまっていて、パン屋を見つけては買

        • #20 今更だけど、プライスレス

          ついに、春休みに入った。自分のペースで動きづらくなるなか、なんと!いつもの喫茶店に行くことができた。 この日はこどもの習い事が40分ある。ということは、ひとりでお茶をする時間が前後引いても30分はある、ということ。この時間で喫茶店に行こう!と狙いを定めた。本とノートをカバンに入れる。優先順位は本がいちばん。あ、でも書き留めておきたいこともあるから、マイノートタイムも数分ほしいところ。 あの喫茶店はサイフォンでコーヒーを淹れてくれるから、少し時間がかかるかもしれない。今日は

        #23 羨ましさのさきに

          #19 親の出番は減っていく

          ある雨の日のこと。「いってらっしゃい!」と、玄関で息子を見送ると、すぐに大粒の雨が降りだした。傘を持って出かけていない。学校までこどもの足で25分はかかる。ほとんど走っているようだけど、それでもこの大粒の雨にあたりっぱなしになる。 急いで傘を持って家を出る。ランドセルのポケットにはGPSが入っている。その動きを見ながら追いかけた。あっちも走っているから、全然距離が縮まらない。ぜーぜーはーはー。GPSはどんどん学校に近づいていく。そんなこんなしているうちに、小雨になり、あれ、

          #19 親の出番は減っていく

          #18 春の陽気に乗ってみる

          キャンドルレッスンで習ったあれこれをノートにまとめている。レッスン中に撮った写真を貼り、そこにコメントを添えたり。 キャンドルを制作するという実践には、なかなか踏み出せなかった。なにしろわたしにとっては、準備も行程もハードルが高いものだったから。 こういうとき、えい!とやってみる人もいると思うけれど、わたしはちがった。経験がないことに対しては、頭でっかちになって動けなくなるほうだった。 3月20日の春分を迎えるにあたり、あれこれ考えずに、閃いたアイデアは軽やかに行動にう

          #18 春の陽気に乗ってみる

          #17 復活の兆し、朝じかん

          朝、もっと早く起きたい。日が昇る少し前に起きられたら、それが理想。まだうす暗いしーんと静まりかえったリビング。あの空間をひとり占めしたい。 2月中旬に体調を崩してから、朝起きるのはつらかったし、1日過ごすのがやっとだった。キャンドルを灯す元気も、お香を焚く元気もなかった。そんな状態が長く続いた。 自分が元気でいる時は、運動をサボっている夫に「もっとからだ動かしたほうがいいよ」なんて上から目線で言っちゃったりして。ここ1ヶ月のわたしときたら、その発言を取り消したいほど。不調

          #17 復活の兆し、朝じかん

          #16 牛乳寒天、その後

          いつかと言わず、いま。そう思って母に言ってみた。 「牛乳寒天の作り方教えて」と。 おばあちゃんのハンバーグがどうしてあんなに美味しかったのか、もういまでは聞くことができない。だから、いつか聞いてみようではなく、今なんだ。そうnoteにも綴った。 わたしの想像では作り方を教えてもらい、寒天が固まったらふたりでうんうん美味しいねと言いながら食べる、そんなイメージだった。 実際はというと、砂糖の違いなのか、お湯の量が違ったのか。うまく固まらず、なんと完成しなかった。母曰く、

          #16 牛乳寒天、その後

          #15 母と娘って

          自分の心の中を覗かれたのかと思った、Rihoさんのnote。 反抗期はなかった。母とは友達のようで”お母さんが大好き”な娘だった。海外旅行も2人で行った。やさしくて面白いお母さん。それが、結婚して、いや、出産してからだ。母への気持ちに変化が出てきたのは。気づくきっかけの出来事は人それぞれだと思うけれど、わたしはこれだった。 母のことが嫌いなわけではない。けど、なぜだろう。ざわざわすることが多くなった。そして、こんなふうに思ってしまう自分を、責めてしまったことは何度もあった

          #15 母と娘って

          #14 ありがとう、喫茶店

          歯医者の帰り道。まっすぐ帰ろうと思っていたけど、もうひとりのわたしが「あの喫茶店でマスターが淹れたコーヒーを飲みたい!」と言ってくる。 だよね、だよね、と意見が一致。喫茶店へ向かう。いつもの席は空いているかな、チラッと横目で確認。空いている。席に向かう途中に「ブレンドをブラックでお願いします」と伝える。これは、常連さんのまね。 マスターは、決して愛想がいいわけではない。すでに、ある程度の距離感が保たれている。これがさらに心地よさをアップさせてくれている。サイフォンで淹れて

          #14 ありがとう、喫茶店

          #13 人の問いかけから知る、自分の気持ち

          いま、キャンドルプロフェッショナルコースを学んでいます。まだはじめたばかり。ひよっこです。言葉や文章で自分の内側を表現することが好きなので、蝋燭でも自分の世界を表現してみたい。そこに言葉を添えることができたら、楽しいだろうなあ、と思っています。 キャンドルレッスンを受講中に、文章を書くことが好きなんです、と先生に言ったことがありました。そうすると、先生からこんな言葉が。 「ブログとか書いたりしているんですか〜?」 以前はブログを書いていたけれど、全部削除したことを伝えま

          #13 人の問いかけから知る、自分の気持ち

          #12 ときどき、心地よさの点検を

          ここ最近になって、いままで興味があった人に興味がなくなってきている。勝手に興味を持たれ、勝手に興味がなくなったと言われ。その人からしたらなんと迷惑なハナシ。 毎日家事をしながら、音声配信を聞いている。家事もできる、お話も聴ける、一石二鳥という感じがお気に入り。 子育て関係の音声配信では、我が子や自身ついて悩みを相談し、それについてアドバイスがある。ふむふむという視点。うんうん、うちにもそういう時期があったあった、とか、もう少し成長すると同じような悩みにぶつかるのかな、とか

          #12 ときどき、心地よさの点検を

          #11 いつかと言わず、いま。

          ある日の夕方。外を歩いていると甘じょっぱいにおいがしてきた。おばあちゃんが作ってくれたご飯を思い出す。「ああ、おばあちゃんのハンバーグが食べたいな、一緒に出てきた牛乳スープも飲みたいな」一瞬でこどもに戻った。 毎日ご飯を作るようになった今だから、作り方を聞いておけばよかったなと思う。どうしてあんなにおばあちゃんのハンバーグはふわふわだったの?あの牛乳スープはバターを最初に炒めたの?おばあちゃん自分で考えたの?おしゃれじゃない?聞きたいことがたくさんある。けれど、もう聞くこと

          #11 いつかと言わず、いま。

          #10 言葉が遅かった息子のことと、じぶんの気持ち

          最近、ふと。息子が年少だった頃の動画を見つけた。微笑ましい気持ちというより、ごめんね、という気持ちで見ていた。 動画に映っている息子は、お話がほとんどできていない。息子は、言葉が遅かった。入園した時に、我が子と他の子の違いを突きつけられた。 義母は「〇〇(夫)も言葉が遅かったから、心配いらないよ」と励ましてくれていた。(後で聞けば、本当はとても心配だったらしい)そして母は「あんたがもっと集まりに出かけていったらいいんじゃない」こんな言葉だったか忘れたけれど、母親の私がもっ

          #10 言葉が遅かった息子のことと、じぶんの気持ち

          #09 目の前の出来事に一生懸命

          東京に雪が積もったのは2年ぶり。走らないで学校へ行くんだよ、と念を押す。ランドセルの中に入っているGPSが、近くの広場でぐるぐるしている。 何かあったかな?と思い、外を覗いてみた。うっすら積もっている雪の広場を、いったりきたりしている息子の姿が見えた。顔は見えなかったけれど、うきうきしている様子は、遠くからでも伝わってきた。 学校から帰宅すると、めずらしく外に遊びに行くと言う。遊べるほどの雪はもう残っていない。おとなとこどもの感覚は違うようだ。 満喫した様子で帰ってきた

          #09 目の前の出来事に一生懸命

          #08 自分の身体を動かして叶えていこう

          おかあさんと手をつないで歩いている男の子。何歳くらいなのだろう、2歳とかなのかな。 それまで、手をつないでいたのに、抱っこしてほしくなったみたい。つないでいた手をパッと離して、おかあさんの前にとことこ歩いて行った。そして上を向いて、両手を広げている。 うわぁ〜かわいい!という気持ちも湧いてきたけれど、ちがう、もっと尊敬の眼差しというか、なんだろう、お手本を見せてもらったような、そんな気持ち。 いま、抱っこしてもらいたから、相手の目の前に行って、手を広げる... 自分の

          #08 自分の身体を動かして叶えていこう