振り向かれる広告の話
広告や動画のコピーやナレーションを考える時には、必ず「誰に向けて伝えたいのか」を意識し、「その誰かにとって役に立つ」メッセージを考え抜く。
もしくは「わからなくても楽しめるが、わかればもっと楽しめる文脈」を作って、どこかに「引っ掛かり」を作るように心がけています。
例えばこの動画。
ツイッターやってる人だとツッコミたくなる、うまく練られたCMですよね…。最後の失礼してくるおばちゃんがいい味出してる。
求人広告の例
今回のブログを書いたきっかけはこの本を読んだからなんですが、例えば「転勤したくない」「朝から働きたく無い」人だったいるわけですよね。これは一見するとネガティブにも聞こえますけど、これを正直に、かつポジティブなコピーに変換することで、相手目線に立って自社のメリットを訴求することに成功しています。
ぜったい世界にはばたかないたましん(多摩にある信用金庫)
『いいとも』まで寝てられる。(カラオケ機器の営業)
前者は金融キャリアがあるけど国内・海外転勤はしたくないと考えているターゲットを想定していて、無数にあるであろう求人の中でも、「転勤はない」とはっきり打ち出すことで、ターゲットの気持ちをうまくつかもうとしている。
採用広告って、広告の中でも特に直接"獲得する"ことがミッションだし、会社のバリューやベネフィットをどうやってうまく伝えるかという点で、すごく面白いジャンルですよね。
もっといろんな事例をインプットしたいと思いました。
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