見出し画像

動画2.0を読んだ話

ONE MEDIA創業者 明石ガクト氏の「動画2.0」を読みました。

意識高いこと書いているんだろうな…と思ってたんですが、タイトルの「動画2.0」の通り、動画の今までとこれから、映像と動画の違いなど、動画の可能性がかなりわかりやすく書かれています。ヴィジュアルストーリーテリングを標榜しているONE MEDIAのポリシーみたいなものを感じました。

正直、悔しいなぁ!っていうのがこの本を読んだ印象です。

ONE MEDIAになってまだ1年なのに、すっかり「意識高い系」「デザインがオシャレ」という動画の新しいジャンルを開拓し、そのポジションを取ったと思うんですね。

自分たちも、結構デザインや構成面においてトレースしていることが多いです。

もちろんその過程でさまざまな苦労や失敗があって、それでも動画の可能性を捨てなかったからだと思うんですが。

バズ動画やハウツー動画が全盛だったころに、ニュースに興味のない若者にターゲットを絞り、スマホ視聴を前提としたデザインを取り入れ、あっという間に認知を広げてしまった。

思想なきクリエイティブはオシャレなカラオケビデオ

文中にこういう表現があるのですが、この動画を見たユーザーにどんな思いを伝えたいか、ポリシーはあるのか…など。そういう思想がないものは、カラオケビデオのように全く印象に残らないものになる。

即効性があるかどうかは別にして、これだけ動画やコンテンツが溢れる中で、自分たちで新しい「やり方」を見つけないと生き残れない。

もし大学とかに「動画」っていう授業があれば、これを教科書にしたい!というぐらい、動画に関する教養とハウツーが詰まった本なので、オススメです。

ではまた。

この記事が参加している募集

推薦図書

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?