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『有田と週刊プロレスと』をまだ観てないヤツ、なば打ち食らわす

お世話になります。てっぺいです。
表題の「なば打ち食らわす」ですが、これは熊本弁で「ボコボコにする」という意味です。
つまり「『有田と週刊プロレスと』をまだ観てないやつはボコボコにする」ということです。物騒なタイトルですみません。

それほどに、まだ観てない人にオススメしたくなるのがAmazonプライム・ビデオで絶賛配信中の『有田と週刊プロレスと』という番組です。


この番組は数多あるネット番組の中でも群を抜く超超超最高のコンテンツです。
内容はシンプルで、くりぃむしちゅー有田さんが毎回1冊の週刊プロレスをテーマにとにかく熱くプロレスを語るトーク番組です。
Amazonカスタマーレビューでは、413ものレビューがありながら5段階中驚異の星4.8を獲得しています。(2018.10.1時点)

今回のブログでは、この番組がなぜユーザーを熱狂させるのか、その魅力を、ごく私的な体験とともに語ります。

そもそも、前述した「なば打ち食らわす」という言葉も、お笑い好きの間で伝説となっている深夜ラジオ『くりぃむしちゅーのオールナイトニッポン(ANN)』の中でパーソナリティのくりぃむしちゅーの地元である熊本の方言について語られた放送回を聞いて初めて知りました。
僕は、くりぃむのANNのヘビーリスナーで、全162回の放送を今まで何度も何度も繰り返し聞いています。

そんな僕ですが、放送回の中で唯一、心から楽しめていない回があります。
それが、コンビ揃ってプロレス好きなくりいむのお二人がプロレスについて熱く語る回です。
僕はプロレスの知識が全くなかったので、上田さんの「キングコングバンディと猪木のボディスラムマッチみたいになってっけどよぉ」という例えツッコミにピンと来ず、プロレスを知っていたらもっと楽しめるんだろうなと、いつも寂しく感じていました。

興味と憧れを常に抱きながらもずっと遠い存在だったプロレス。
その扉を開いてくれたのが、『有田と週刊プロレスと』なのです。

この番組をシーズン3の最新回まで観ている今の僕は、正直プロレスファンになりつつあります。(古参の方からしたら、にわかにもほどがあると思いますが好きという気持ちはあるのでここはファンと名乗らせてください)

有田さんはとにかく天才としかいいようがなく、
表紙を一目見ただけで、当時のプロレス界で起きた事件とその詳細な背景、そこに至った経緯をボードに相関図を書きながら、雄弁に、わかりやすく解説してくれます。
プロレスがわからなくても滅茶苦茶面白くて、もっとプロレスのことを知りたくなります。そして、回を重ねて視聴していくごとに自分もある程度の基礎知識がついて、よりいっそう楽しめるようになります。
シーズンの全エピソードを観終わっても、2周目で改めて観るとさらに発見があります。楽しさの無限ループです。

なぜこんなにも面白いのか考えてみると、
これはきっと製作陣の有田さんへの厚い信頼が為せる業じゃないかな思います。
「この号の週刊プロレスを渡せば、きっと有田さんはこんな話をしてくれるはず!」という期待とその期待をさらに超えてくる有田さん。
現場では、無茶振りに近いフリートークを仕掛けていく製作陣と、それに応えていく有田さんとのヒリヒリするような名勝負数え歌が繰り広げられているのではないかと想像が膨らみます。
タッグパートナーの倉持明日香さんの心地良いアシスタントぶりも番組の魅力をさらに引き立てています。

この番組は「プロレスとは人生の教科書」というテーマを掲げていますが、僕にとっては「『有田と週刊プロレスと』とは人生の教科書」です。

『有田と週刊プロレスと』をまだ観てない方、僕になば打ち食らわされる前に、急いで観てください!


個人的な願望ですが、
有田さんとも親交のあるバナナマンの設楽さん、プロレスに明るい小説家の西加奈子さんがゲストの回を観てみたいです。

制作の方、キャスティングのご検討を是非ともお願いします。

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