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こころに引っかかったことは何だろう〜パフォーマンスに投げ銭するかしないか問題〜

こんばんは。Vinoです。
はじめましての方へ。

今日、道を歩いていたら路上パフォーマーの方がいて、しばらくそのパフォーマンスを見ていました。

結局、オチが分からず気になり最後まで見てしまいました。
最後に投げ銭をお願いしていて、わたしは投げ銭を入れずに帰って来ました。

正直、自分にとっては、よく分からない芸だったのと、次の時間もあったので払わずに帰った訳ですが、さっき、ふと、やはり、投げ銭を入れた方が良かったのかなぁという迷いの念が出てきました。

内容はよく分からなくても、一生懸命にエネルギーを発してパフォーマンスをして、観ている人たちに、自分の気を与えてくれたのは確かです。

その行為に対して、何かしら自分も返すべきだったのか、、、そんな疑問が湧いて来たのです。

内容を考え準備して練習して、人前に出すまでに相当な時間を費やしているはずです。でも、芸事というのは、なかなかお金にはなりません。

例えば、病気を治したり、美味しいパンを焼いたり、お金を投資するなど、目に見えるカタチで世の中の経済効果に貢献していると、お金というカタチで返ってきます。

でも、アーティストや芸事など、人々の心の深い部分に影響を与える分野は、よっぽど才能があるか、上手く経済の流れに乗るかしないと、収益という面では難しいと思います。

だからといって、その誰かのパフォーマンスに価値がないとは言えないです。
換金性はないかもしれませんが、必ず誰かの心に響いているはずだからです。

そして、もし、その響いた相手が社会経済に大きな影響を及ぼす人だったら、そのパフォーマンスは間接的に大きな影響を与えていることになります。

ただし、目には見えないので誰にもその証明は出来ません。

現に、こうやって今、道端で見た路上パフォーマンスが、わたしの心を揺さぶり、記事に変わっています。

有名な人の作品も素晴らしいですが、必ずしも有名だからといって自分の心に影響を与えるとは限りません。

もちろん、有名になるくらいなので、安定感のある感動作品は、一定の型として生み出されると思います。

それでも、観る人の人生に影響を与えたり、心をザワザワ揺さぶりを掛けてくるものが毎回出来るかは、受け取り手にもかかってくるので、そこはコントロール出来ないだろうなぁと思いました。

作り手に出来ることは、いかに自分の伝えたいメッセージを、熱量乗せて伝えるかしかないような気がしました。

投げ銭形式だと、面白い面白くない、楽しい楽しくないを判断基準にしてお金を出すか決めてしまいがちですが、もっとそれ以上に大きなことを教わりました。

明日もいたら、投げ銭してこようかな。



最後まで読んでいただき、ありがとうございます!


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