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母の日をきっかけにパートナーシップについて考える 2

自覚があるかどうかは別として子供は、親が幸せそうでないのは自分のせい、と勘違いするのだそうです。

無条件で愛されないと思った結果、自分が愛されるためには何かを頑張ってないといけない、と思い込む。そのまま大人になり、状況は変わっているのに頑張らないと自分という存在を認めてもらえないのだと周りの目を異常に気にしたり、といった感じでしょうか。

仕事柄、今までもさまざまな出会いがありましたが、ものすごく消極的で懐疑的であったり、逆に違和感を感じるくらいのキャラクターを演じているようにみえる方に『お母さんとの関係性ってどうでしたか?』と聞くと、大体辛かった幼少期のことを話してくれます。

いつも自分の周りに嫌なタイプ、自分をいじめてくるような人が現れる、とか男女関係になるといつも同じパターンで相手が離れていく、などといった現象に心当たりがあれば、両親、特に母親との関係性を振り返ってみると良いかもしれません。

母親はどうしてあんなことを言ったのか、どうしてあんなことをしたのか。母親の立場になって考えてみると、母親も実は辛い少女時代を過ごして大人になったのかもしれません。

母親を許すと、その母親を責めていた自分も許されます。また、幼かった自分はその時どうして欲しかったのか、両親に対する怒りや、悲しかったという感情をキャッチすることができると、とどまっていたところから初めて前進することができるのだと思います。

誰もが、いるだけで愛されている存在なのです。パンダは、のそのそ動き、笹を食べているだけで愛されてますよね、そんな感じです。

自分は、存在そのものが愛されていると自覚すると、縮こまって小さくなっていた自分が伸び伸びすることができます。積極性を増し挑戦する気になったり、健康的で元気さ、明るさを取り戻すのです。

どんな状況下からでも幸せの種を導き出しだし、自分の輝かしい未来に活かしていきたいですね。


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