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場づくり講座をしてみた1年


轍を振り返ってみるように

約2週間前に場づくり講座の3期目が修了しました

思えば、「場づくり講座」をはじめようと思い立ってから約16か月
そして「場づくり講座」をはじめてから約14か月

その間ベーシックな講座を3期、そしてアドバンスな講座を1期(現在進行中)
合宿を4回(1回は受講してくれたメンバー企画!)ひらきました

それ以外にも場づくりに関する対話や、コミュニティや、研修や、なんやかんやで、結構「場づくり」というキーワードをこれまでにないくらい意識して探究する時間になったな~と感じています

なんで場づくり講座をやっているんだろう?

時折、自分のやっていることに対して「自分はなぜそれをするのか?」という問いを投げかけるのはとても大事なことのように感じます

何かに対して起きる”慣れ”の感覚は時に、それをしはじめた時の新鮮さを失わせ、スムーズになるがゆえに感情の動きが穏やかになり、そしていつしかそれをやることへの原点と情熱が霞んでいってしまう

そんな時に、あらためてこんな風に自分に問うてみる
「自分は何でこれやってるんだっけ?」
「それをしなかったらどうなるんだっけ?」
「それをする先にどんな世界を見てみたかったんだっけ?」

すると、思いが新たになってゆくような、そんな感覚を取り戻していきます

今日を存分に楽しんだって思えて、明日が楽しみだって思えてる

シンプルだけど、こんな風に思えたら人生はとても豊かで満たされた感覚があり、それゆえに周りにも寛容でやさしくあれるんじゃないかって思います

でも、、、今どのくらいの人がこう思えてるんだろう?
わたし自身も今でこそ「楽しんだ!&楽しみ!」って感覚をたくさん感じる
ことが出来ているけれど、過去を振り返った時には全くこう思えていなかった自分もいる。

その時の自分と、今とでは何が違うんだろう?
そう思えている人と、あまり思えていない人の違いをもたらすものは何なのだろう?

場によって起こる作用

わたしが場づくり講座をしている理由を辿って紐解くと、その場にいる人たちが「この人生をもっと楽しんでみようと思う」ともっともっと感じられるように、そのきっかけであったり、自分・人生・その自分がいる共同体、それらの可能性にワクワク・ぞくぞくできるような、そんなことを増やしていきたいんだよな~ってところに行きつきます

それを表したものが、上記した「今日を存分に楽しんだって思えてる、明日が楽しみだって思えてる」ということば

人は誰かとの関わりの中で自分の可能性に氣づいたり、それが拡がったり、一人ではできないことも出来るかもって思えたりするのだと思います。場とは誰かとの関わりが必ずそこにはあるものだとすれば、”場”には希望や可能性をひらく増幅作用があるのだと思います

一方で、人は誰かとの関わりの中で、悩んだり苦しんだり、不安になったり不信感が生まれたり、そんなことも感じるのだと思います。それもまた”場”であり”人との関わり”によって、増幅されるのだとしたら、”場”には不安や不信や否定や分断の増幅作用であったり、ゆえに可能性を閉ざす消失作用もあるのだと思います

つまり”場”とは、何かを増幅させたり消失させていく作用をもっている、そんなエネルギーフィールドなんだろうなって思うんです

いい感じの場をつくれる人へ

このどちらにも作用するエネルギーを、希望や可能性をひらく方向に向けたり、不安や不信や否定や分断をやわらげる方向に向けることが出来るということは、ものすごいことなんじゃないか?

いい感じの場をつくることが出来る人というのは、つまりこれが出来る人なんだとすると、これってむちゃくちゃすごくないか?!

場づくり講座をひらき、そして探究していくプロセスの中で、あらためてこの思いを深めている自分がいます。

そして、その場をいい感じに出来る人がいればいるほど、「人間ってやっぱりすごい可能性もっているし、世界をもっといい場所にしていくことって出来る」という感覚を現実に何度も感じていたりもします

場は可能性をひらく力もあれば、とざしてしまうほうに力がはたらくこともある

あなたの半径5mが世界を変えてゆくという可能性

生活の場、仕事の場、学びの場、趣味の場、鍛錬の場、癒しの場…etc.
自らその場をひらく時もあれば、ひらかれた場に自分が臨む時もある

その場にあるエネルギーはそこにいる人によって変化をし、その場のエネルギーによって人は変化をしてゆくという相互作用

人が発するエネルギーは、その人のあり方、どんな願いを持って、その場がどんな場であってほしいとイメージしているのかによって変わり、その願いや思いのイメージがきっとその人の発する周波数となって、言葉やふるまいに現れるのだと思います

そして、そんな場で素晴らしい体験をしたり、目から鱗が落ちたり、自分に深く染み入る氣づきや学びを得たりした時、その人はきっと誰かにそれをまた伝え、わかちあってゆく

まずは見てみたい世界を自分が体現することで、自分の半径5mをいい感じの場に出来ると、その半径5mに訪れた人が今度は自分の半径5mをいい感じにしてゆき、それが波動干渉のように伝播し連鎖し循環する

物理学における波の干渉(かんしょう、英: interference)とは、複数の波の重ね合わせによって新しい波形ができることである。 互いにコヒーレントな(相関性が高い)波のとき干渉が顕著に現れる。 このような波は、同じ波源から出た波や、同じもしくは近い周波数を持つ波である

Wikipedia~干渉より

そんな小さなことで世界は変わらないと思うのか、そこに生まれるものは世界の縮図であると思うのか

場に伝播する波動と波紋

人生が変わる場で会いましょう

この1年場づくり講座というものをひらいてみて、これまでずっとやってきた自分自身の場づくりのエッセンスがわかちあえる形になってきたな~という実感があります

そして”講座”という形をとることによって、それをわかちあう場が生まれたことで、少なからずこの講座に関わってくれたみんなの中の、何かとても大切なものが、殻を破って表れてこようとしていたり、また実際に表れてもいるのだと感じています

4つのソーシャルフィールド(U理論より) 自分の枠組みを超えた時、出現する未来に出会う

それは一人ひとりの活動であったり、それを目の当たりにすることで私自身の心が震えたり共鳴しているような感覚であったり、互いの場に訪れ合うことによって仲間の輪が広がっていく光景であったり、そこからまた新たな試みが生まれていく様子であったり、そんな一つ一つを見るたびに実感します

縁あってこれを読んでくれたあなたもまた、自分の人生が変わるきっかけの場として、この場づくりを探究する時間を共に過ごせたら本当にうれしいと思っています

もしそうなったら、その時はあとでそっと教えてくださいね。「あのnoteがきっかけだったんですよ」って

あり方の真髄がここにある感じがするな~



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