今回は為替リスクについて円安や円高になった際の資産の変化について記載していきます．

1 為替リスクとは

　外貨で投資した投資信託などが為替相場の変動により、日本円による評価額が上がったり下がったりすること．
　　
　今現在については約34年ぶりの円安となっています．
　　
　すでに外貨を持っている人は資産が増えて嬉しく思っていると思いますが、円安から円高にいずれは変わると思います．　
　　
　円高になった際にどれくらい資産が減るかご存知でしょうか．

2  為替の変化について

　為替についてはその年代によって変化をします．　　

　グラフのように今現在は急激に円安に進んでいます．
　
　そのため物価が上がったりして家計にも影響が出ているのではないでしょうか．　
　　
　資産が増えた人にとっては嬉しい円安ですが、グラフのように為替は上下していますので、いずれは円高に進むと思います．

3  為替による資産の変化について

　為替によって変化する資産については外貨預金をしている人だけではありません．
　
　新NISAで投資を始めた方も多くの人は為替リスクの対象になります．　　
　
　新NISAでは多くの方は外貨建ての投資信託に投資をしていると思いますので関係してきます．

　新NISAで自分が為替リスクを受けるのかわからない方はこちらの記事を参考にしてください．　

では実際にどれくらい変化するかを見ていきましょう．

　このグラフの想定については「100ドル」を持っていたとして為替が「120円」と「150円」のものになります．
　
　・120円　（12,000円）

　・150円　（15,000円）
　　
　同じ100ドルで合っても為替が変化するだけで評価額の　
　　
　「20%」　
　　
も変化しています．
　
　今は円安ですが円高になっていた際は資産がこれだけ減ってしまいますので、事前に心の準備は必要だと思います．

4 まとめ

　今は34年ぶりの円安です．
　　
　新NISAで投資信託を始めて資産が増えて喜んでいる方が多いと思いますが、今資産が増えている大きな要因の一つとして為替の変化があります．
　　
　いつかは円安から円高に進むときが来るかもしれません、その際に為替の影響だけで資産が20%下落するかもしれません．
　　
　為替リスクについては決して悪いものではありませんが、為替の影響を知らないままでいれば、下落時に恐怖を感じてしまうかもしれません．　
　　
　そのため今から心の準備をしておくことが大事だと思います．

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