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トップアスリートに学ぶ気持ちがノらない時の対処法

今日のテーマは5月病いや10月病を吹き飛ばせ!ということでお届けします。10月にはいり今年も残すところあと3か月です。そんな月曜日ご気分いかがでしょうか?
週末リフレッシュして仕事へのやる気満々という方もいれば、なかなかそうもいかず気分が重いという人もいるかもしれませんね。
今日はそんな人のため、モチベーションコントロール・やる気の出し方メンタルヘルスの維持の仕方、トップアスリートたちから学んでいきましょう。

このnoteはVoicyの過去の放送を文字に起こしたものです。

練習にやる気が出てこない日はトップ選手だってある

月病はよく聞きますよね。
大阪医師会のサイトの定義によりますと、学生や新入社員などが、新しい環境の変化についていけずに無気力になったり、眠れなくなったりする症状
今年はまず9月病とも言える症状の方が見られたのだとか、本来であれば夏休みでリフレッシュし、下期のスタート、年末・年度末に向かって下半期!

というところですが…今年はコロナで元気が出ない。しっかり夏休みをリフレッシュできていない。盛り上がっていたはずのオリンピックも、おまけに半沢ロスはあるし大変ですね。

それに比べて、トップアスリートたちと言えばその多くは常に結果を出し、それを支えるための安定したメンタルを維持しているようにみえますよね。
ところが、当然彼らも人間です。メンタルが弱ったり、モチベーションを失ったりすることはあるようです。

彼らはどうやってそのような状態から脱却し、しっかりと結果につなげているのでしょうか。
今回はいつもと少し構成を変えてみていきたいと思います。

ケース 陸上・桐生選手 テニス・松岡さん サッカー・中村選手 ラグビー田村選手

まず多くのアスリートがメンタルが乗ってこないときに行っている行動には共通点があるようです。それは自分の競技自体に向き合うこと、そしてその競技を通じて成遂げたい目標と向き合うことです。

トップアスリートですらモチベーションが低下するときがあるようです。
陸上競技の桐生祥秀選手:
「毎日常に100%のモチベーションでいることは難しい」彼らは日々の練習からパフォーマンスを示すことを求められていますが、そのために彼らは何を心掛けているのでしょうか。

別の例では、元テニスプレーヤーの松岡修造さん。
ご存じ95年のウインブルドン選手権男子シングルスで日本人男子として62年ぶりにグランドスラムベスト8進出という当時の大記録を打ち立てた選手です。現在はタレントや解説やとしても活躍されており数々の名言でも有名ですが、そんな松岡さんはスランプの際「1か月後の理想の自分を想像してみる。それに向かって今何が出来るか」を考えるのだそうです。
10年後でも1年後でもなく1か月後というところがポイントなのかもしれません。

これは以前第9回の放送で取り上げた、サッカー中村俊輔選手のノートの使い方につながるのかもしれません。彼は長期目標と短期目標をそれぞれ記してあり、定期的に見直すという使い方をされていました。松岡さんの1か月後の姿はこの短期目標にあたるのかもしれません。

もう一方、ラグビー元日本代表の田村優選手。
彼は日本中がラグビーに沸いた、日本開催のワールドカップの直後2019年の11月の雑誌FOBUSのインタビューで次のように答えています。「大きなビジョンは持ちながら、小さな目標を常に設定して、クリアし続ける」
これらの選手に共通していることは、大きな目標があるにもかかわらず気持ちがついていかない日は、手前の小さな目標に視点を置き直しその目標に集中する。

このチャプターの冒頭にご紹介した桐生祥秀選手の言葉には続きがあります。「毎日常に100%のモチベーションでいることは難しい。毎日1個の喜びを見つけひとつひとつ課題をクリアする」

スラムダンクの赤城キャプテンのように「全国制覇」の大きな目標を掲げてそこに向かってモチベーションを崩さずに毎日進める人もいるのかもしれなですが、現実の世界ではトップ選手ですら気分が乗ってこないという日もあるようです。

そんな時彼らは、大きなビジョンにつながる今日一日で成遂げる目標により集中して取り組んでいるという姿がみてとられます。
ではこのようなトップ選手たちの行動を今日のティップスに置き換えてみましょう。

Tips 今日できること 超短期目標に集中

今日はモチベーションが上がらないときの行動についてお話してきましたが、もし今日仕事に対してどうもやる気が出てこないというアナタ、彼らの行動を取り入れてみては如何でしょうか?
まずは、改めて仕事に向き合ってみる。今のマインドの低下が環境変化の後に起こっているものだとすると、少し前まではやる気に満ち溢れていたかもしれませんね。

そして自分自身はこの仕事を通じて何を成し遂げたいと思っていたのか、長期ビジョン、大きな目標があった人はそれを思い出してみるのもいいでしょう。
そしてここからがポイントですが、実際の行動に移す際はその長期目標に繋がっている短期目標を設定し直す。
この状況で今日何ができるのか、最低限の短期目標を定めてみましょう。まずはそこに集中です。

桐生選手のおっしゃる「毎日1個の喜びを見つけひとつひとつ課題をクリアする」こちらを意識してみてはどうでしょうか。

実は調子が出ないときの行動として、今日は自分の競技にしっかりと向き合うというアプローチの選手の行動を集めてみました。
調べていますとそうではない別のアプローチをとられているアスリートもいるということがわかりました。
解はひとつではないかもしれませんので、また別の機会にでも第二弾ということでお届けできればと思います。

このnoteはVoicyの過去の放送を文字に起こしたものです。
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