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【1002】使えるものは全部使え。妻であっても。

目標があるのに動けない理由として、カネがねぇ、時間がねぇという言い訳はありそうです。特に、結婚して子供もいると、自由にできるお金も時間も確かに減ります。

しかし、僕が勝手に師匠と思っている、メルマガ「平成進化論」の鮒谷さんは、こうおっしゃっています。

『「ない」という状態も資産である』と。

「無いとは、有るである」とか言うと、禅問答のようですがw

例えば、体力がなくて長く働けない人が、成果を出すために本質的で優先度の高い仕事を選んでいたら、エッセンシャル思考の大家(たいか)になったという話があるそうです。

他にも、お金がない学歴もない人が、のし上がってお金持ちになれば、「こんな私でもできました」と売ることができるかもしれませんが、
実家が金持ちで東大卒の人が、さらにお金持ちになっても「あなただからでしょ?」と思われて売れないかもしれません。

「ない」という状態も資産であり、活かす方法はいくらでもあるということです。

別の方は「陰が極まって陽に転じる」と表現されていました。マイナスに振り切ればプラスに転じることがある、とも言い変えれます。

結婚して子供もいて、自由にできるお金と時間が少ない人が、工夫に工夫を重ねて成果を上げた方法は、もしかしたら教えてくれと言われるものかもしれません。

また、自由にできるお金と時間は少ないかもしれませんが、代わりに、配偶者と子供という協力者がいると言うこともできます。

「使えるものは全部使え」というタイトルで書き出していますが、家族を労働力と捉えて馬車ウマのように働かせろという意味ではなくて、協力してもらえる部分もあるかもと、考えてみるきっかけになればと思っています。

最近僕は、妻に「貧乏いじり」をお願いしています。

人から教わった方法なのですが、

「何か不便を感じたら、それはうちが貧乏であるからと、僕をいじれ」と妻にお願いしています。

例えば、

家が狭くて台所も使いづらい → それはうちが貧乏だから
家族3人いるのにトイレが1つしかない → それはうちが貧乏だから
自由に外食や旅行にいけない → それはうちが貧乏だから
家事を時短するための家電が買えない → それはうちが貧乏だから
子供に好きなものを買ってあげられない → それはうちが貧乏だから

ウチは、いわゆる貧乏じゃないですよ。普通に普通の生活をするにはできるお給料もあります。実際普通に生活できています。僕のライフワークである高額な勉強会にも参加できていますし、家族で外食も行けます。

でも、家族の理想を叶えるためには、全然お金が足りないのも事実です。家族全員で海外旅行に行くことはできていませんし、もし仮に、僕の勤めている会社が倒産した場合、1年ももたず、我が家の生活は立ち行かなくなります。

不安と隣り合わせな、ギリギリな状態ですが、

しかし、もし仮に僕が独身だったら、まあまあ、けっこう楽な生活ができますし、ハングリー精神なんて絶対に起きないでしょう。

というか、実際、今ギリギリの僕が自分自身に対して、勉強しろ、カネをつくれと言い聞かせていても、動ききれていないのです。自分で自分のお尻を叩くには限度があります。力加減しちゃうのかなぁ。

でも、大切な人に言われたら? お前のせいで私は貧乏生活を強いられていると毎日ボヤかれたら? へこむでしょう(笑)そして、なんとかしなきゃって思うでしょう。

妻は優しいので、貧乏いじりにはまだ慣れていないようです。僕から誘導する必要があります。

でも、誘導しようとして、貧乏と言わせるためには?と考えるとき、頭のなかで、自分に対して「お前は貧乏だ、お前は貧乏だ」と唱え続けているのです。そして、うまく妻から言ってもらえれば、ダブルパンチです。

たしかに僕は、今自由にできるお金と時間には、限りがあります。妻からは、とってもありがたいことに、かなり自由にさせてもらってますが、独身だったころに比べたら、どうしても少ないでしょう。

でも代わりに、叱咤激励しあえる仲間(?)のような存在がいます。親友に言われるより効く激励を飛ばしてくれる妻が。娘はまだ幼いですが、ゆくゆくは手伝ってくれるかもしれません。

途端に陳腐な言い方にはなりますが、要は、捉え方次第。

カネもねぇ、時間もねぇ、資産もねぇ。だから、動けないんだと言い訳に使うか。

カネもねぇ、時間もねぇ、資産もねぇ。だから、克服したら化けられるぞと自分を焚きつける燃料として使うか。
もしくは、
カネもねぇ、時間もねぇ、資産もねぇ。けど、これはあるぞ!と、持っているものに目を向け活用するか。

僕は後者のように、前向きに捉えて、ガンガン動いていく人生がいいなぁと思います。

せっかくここまで読んでくださったあなたはどうでしょうか?

■■今日の教訓(ポイント)■■

使えるものは全部使え。

「ない」という状態自体も使えるし、
無いものの代わりに有るものも使える。

どっちにしたって、使えるものはある。

使えるものは全部使え。

■■以上■■


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