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【書評】愛のないところには、長続きする組織も世界もない『アミ 小さな宇宙人』

怪しげな動画チャンネルとの出会い

普段、あまり動画や音声配信を
見たり聞くことはないのですが

少し前、珍しくYouTubeを見ていたら
「地球に生まれた宇宙人へ」
という変わった名前のチャンネルが
おすすめ欄に出てきて
見てみたら面白かったので、

それ以来、そのチャンネルの動画が
アップされると見るようになりました。

 

そのチャンネルの最新作が
”お金”がテーマのこちらの動画⬇️

https://www.youtube.com/watch?v=kETfuPWQsHc


その動画の中で
さくらももこさんの表紙が
可愛らしい、この
『アミ 小さな宇宙人』
という本が紹介されていて

読んでみたい!と思ったのですが
すでに絶版になっているらしく・・・。

しかもメルカリで見たら
文庫版550円に4000円以上の
値段が付けられている❗️

 

どうしようかな〜としばし悩んだ後、
高校生の息子が今年度は
図書委員になっていたことを思い出しました✨

 

ということで
早速高校の図書室で
借りてきてもらって読んだので
ご紹介します💕

 

心に響いた部分を抜粋

ある世界の科学の水準が、愛の水準をはるかに上回ってしまった場合、その世界は自滅してしまうんだよ。

 

起こらなかった問題やこれからも決して起こりもしない問題を心配して、頭を悩ませて生きていくのをやめて、もっと”いま”という時を楽しむようにしなくちゃ、と言っているんだよ。人生は短いんだ。もし現実に、何かの問題に直面した時はそれに全力で当たって解決すればいいんだ。

 

なんて綺麗な街灯なんだろう。絵に描いてみたくなるほどだ。見てごらん、月の光に照らされ、星いっぱいの夜空にシルエットのように、くっきりと浮かび上がったアンテナを・・・。人生はこれらを健全に満喫する以外に目的はない。人生が提供してくれたすべてのものに注意の目を向けるように努めてごらん。絶えずいろんな素晴らしさを発見することだろう。頭で考えるかわりに、感じるように知覚するように努めてみてごらん。

 

外部に払うのと同じくらい、自分自身に注意を払っていたら、たくさんのことが発見できるんだよ・・・。

 

思考では、愛を味わうことはできない。感情は意思とは異なったものだ。でも、中には感情とは何かとても原始的なもので、それは思考にとって変わられるべきだという考えを持つ人もいて、戦争やテロ行為や汚職、自然破壊などを正当化する理論を作り上げてしまっている。今、地球はそのとても”インテリな”考え、その”素晴らしい”理論のおかげで消滅の危機にさらされているんだよ。

 

他人に”勝つ”、他人より上に抜け出すという考えだね。それは競争だし、エゴイズムだし、そして最後には分裂だよ。そうじゃなくて、ただ、自分自身と競争して自分自身に打ち勝つべきなんだよ。他人と競争するのじゃなくてね。進んだ文明世界には、そういった同胞との競争は全く存在しない。それこそ、戦争や破壊の原因になりかねないからね

  

ただ武器を放棄しただけで十分なんだ。そしてみんな、仲良く家族のように平和に暮らす。それで十分なんだよ。

 

僕の頭を僕の愛のために使うんだ。

 

地球に僕のメッセージを持っていってくれないかね。

愛、統一、そして平和だよ。

 

国のない世界をイメージする

今現在(2022/05/24)、
ウクライナとロシアは
戦争をやっていて

それに関するニュースには
「日本も防衛のために戦力増強を!」
みたいなコメントが
書き込まれていたりします。

そういうのを見ると

「戦う理由に”国”があるなら
”国”なんていらないな」

と思うんです。
第一、戦いに出すために
子供を産んだわけではありません。

 

とはいえ、考え方が
時間や場所に囚われているので
”国がない世界”というのも
自力ではイメージできなかったんですよね。

それが今回、この本を読んで

愛しかなくて
自分にも他人にも起こることにも
不安や恐れを抱くことがなければ
国も移動の制限もない世界が
実現できるのかなぁ〜

なんて
そんな風にイメージすることが
できました。

地球は未開の地で
そのレベルにはまだまだみたいですが・・・😭

 

いろいろ考えちゃうんですよね。

例えば
医療が発達して
今までなら助からない命が
助かるようになった。

けど、そこにお金の多寡が
関係してくるのってどうなんだろう?

とか

機械翻訳の技術が進んで
(進んだことになって)
誰かの良い仕事をその他の人が
使い回すことができるようになった。

結果として
良い翻訳のために誰かが
かけていたエネルギーを
無視するってどうなんだろう?

とか、そう言った
社会の「愛のない」行為のことを。

 

まぁでも
あんまり潔癖でも
生きていかれないので

「愛がないな」と思ったこととは
距離を置きつつ
人生を楽しまなきゃ❣️

 

そんなことを思った、今日は
エンリケ・バリオス著
『アミ 小さな宇宙人』
の紹介でした📖

 

こんな人にオススメです

✅ 「風の時代」「女性性の時代」
そんな風に言われるこれからの社会について
もっと良く知りたいなと思う人
✅ 人生をシンプルに楽しみたい人
✅ ついつい悲観的に考えてしまう自分を
変えたいと思っている人

ぜひ、お近くの図書館で
探してみてください。

それでは〜👋

 

”自分を感じる”について書きました⬇️

本日もお読みいただき
ありがとうございます😊

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