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企画からオープンまで4ヶ月!?「わいわい広場」をオープンする上でのこだわり☆

 信州の食材や加工品、信州の魅力をお届けするオンラインサービス「わいわい広場」がオープンしました!!
 今年8月にサービスを作ることを決めてから約4ヶ月、凄まじい勢いで作ってきました。下記が、サイトオープンまでのスケジュールです。
 8月:企画
 9月:設計
 10月:開発
 11月中旬:オープン

このスケジュールで作ってきた背景には、サイトオープンする上でどうしても譲れないこだわりがありました。

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生産者さんの良きタイミングで出店できる!

 まずは米、野菜、果物、加工品を扱うことを決定しました。それからオープンのタイミングを考えたわけですが、繁忙期にオープンすることは難しく、かといって閑散期も難しい理由がありました。
ざっくりだけど、以下のことを検討したら、11月が最もオープンするのに適していると思いました。

 ・農作業は収穫した後の翌年の準備(収穫後の片付け)までで1クールになっていること。11月は片付けで大忙し。
 ・土地柄として冬は作物の種類が激減すること。米やリンゴは11月、12月に終わる。
 ・翌年の作付け計画は年を跨ぐ前〜3月までが多いこと。3月以降に出店の申込は厳しいと予想。
 ・収穫時期にメールの確認や出店、商品の登録を行う余裕はないだろうこと。
 ・年末年始やオフは家族で過ごすことが多いこと。そのタイミングでの説明は避けたい。
 ・農家は冬の間に別の仕事をする方も多いこと。冬に入る12月以降は生活スタイルが変わり対面でお会いすることが難しくなると予想。
 ・8月に検討開始したため、夏野菜には間に合わなかったこと。

 できるだけ多くの出店者さんに出店して欲しいし、より多くの方に知って欲しいという気持ちはあるものの、こちらの都合に併せてもらうものではなく、それぞれの生産者さんにとってのタイミングで出店していただけることが何よりと考えました。

 実際に、現時点(11/30)で12名の方から出店登録をいただいています。
ですが、商品の登録まで進んでいません。
 それもそのはず、11月後半の今の時期は、りんごの繁忙期、新米の繁忙期、冬を越し春の準備など寒くなる前の最後の追い込みです。また、10月後半から11月初旬は、加工品も生産工場さんへの集中、ライスセンターの精米待ちなどがありました。そんな出荷作業に追われていたりする中で、商品登録をしてくださいと押せ押せはできません。

 収穫時期の一番忙しい時に「わいわい広場」への商品登録は大変なんです。なので、忙しい合間に話に付き合ってくださった方々には本当に感謝しています。
でも、忙しい時に次のことを考えてもしまうでしょうから、写真を撮るとか構想を練るとかは頭の片隅にいれておいてもらいたかったのです。

 ネットに詳しくない方も全力でサポートいたします! 

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生産者さんが自由に価格を設定できる!

「生産者さんが売るのだから、まずは生産者さんが自身の売上を決める。」

このことが重要だと考えました。
 当たり前なことなのですが、売上を決める際の適正な価格を決めるのが、まぁ、難しいんです。(薬師寺が農家歴浅いからかもしれないけど笑)

市場価格 vs 自身の売上

 市場価格や相場というものがあるものの、本来は自由に設定できるものだと考えています。市場価格から大幅に乖離するには相応の価値や意味が必要です。
 自ら価格を設定し、見合うものをお出しするには、表面化しにくい見えない努力を知っていただいたり、こだわりを発信したりする必要があると考えました。そのため、生産者紹介のページとnoteやインスタのようなSNSを並行して情報を発信するのが重要なのです。

 いずれは生産者間でコラボしたり、現在の情勢を鑑みるとできませんがイベントを開催したり、東京の飲食店とのコラボなどもやってみたいですね。

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今後、一緒に盛り上げてくださると嬉しいです!!

 農家の朝は早い。収穫、梱包、発送していると16:00なんてあっという間です。
年間通して作った作物を旬な時に収穫することで1年分の収益を得る方もいれば、収穫時期とオフの時期を明確に分けていらっしゃる方もいれば、夏は畑で冬は別の仕事に就く方もいらっしゃいます。

また、農家と一言で言っても、野菜を作る人も入れば、加工する人もいる、出荷準備をする人もいる、さらにはその出荷準備を手伝う人も…。いろいろな人が協力し合って、美味しい食物を届けることができます。

農家は百姓ともいいますよね、百の姓を持つ(百の仕事を持つ)と言われるくらいですから、現在でいう副業を昔からやってきた方ばかりのような感覚です。専業農家、兼業農家という言葉があるくらいです。
季節によって過ごし方も働き方も多種多様な方々を知る機会を作りたいというのもありますね。

 生産者さん自身のこだわりや想いをお伝えするべく、これから少しずつ“わいわい広場”を育てていきます。長い目でお客さんとして、生産者さんとして、インフルエンサーとして、みなさんで盛り上げてくださると嬉しいです!

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