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秋分からの3か月は、自分を「Re-Design 」する期間。視野を広げ、私を再構築していこう

今年も秋分を迎えました。
「秋分の日」の朝は、東京も3か月ぶりに25度を下回ったそうですが、ようやく過ごしやすい気温になりましたね。

占星術的にも、秋分は、夏至からのエネルギーと切り替わる節目なので、宙の動きと共に、やっと気候もシフトチェンジしたようです。


そんな昨日は、息子のサッカーの試合観戦でした。
朝4時前に起きなければいけなかったので、秋分を迎える午後3時50分頃には、眠気と疲れで頭がフリーズ状態。秋分の記事ぐらい「秋分の日」に公開したいと思っていたのに、残念ながら日暮と共に力尽きてしまいました。

試合で勝ち点が取れていれば、もうちょっとパワーが持続したかもしれないんですけどね…


でも、結果はどうあれ、強豪チームとの試合は、学べることもたくさんあったので、子ども達には収穫があったはずです。

フィジカルの強さと、優れたテクニックを持ち合わせた子ども達が集まっているチームは沢山あれど、昨日の対戦相手は、他とは一線を画すチーム。完璧なパス回しに、的確な声掛け、個々の力をしっかりと引き出し合うことが出来ている様は、敵チームながらあっぱれでした。

私も秋分の宙模様を思い浮かべながら、なるほど、なるほどの連続。

せっかくなので、秋分図を見ながら話を進めていきますね。

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秋分からの宙予報


さて、こちらが日本の秋分図。
このチャートには、これから冬至までのテーマが刻印されています。

2023 秋分図


先日の記事でもちょこっと触れましたが、今年の秋分図は、風のエレメントがかなり強めです。

太陽は天秤座、ASCも水瓶座。それから水瓶座の支配星である天王星は3ハウス、四季図で重要な太陽は7ハウス、月も11ハウスで、ハウスの方も風が強調されています。

今年の春分、夏至図は、ASCが牡羊座で、1ハウス、5ハウスの「火」の強調でしたから、これまでは、自分の力で、集中して頑張っていた人も多かったと思いますが、この秋からはム-ドが一転します。

「人々と協力」しながら動く場面が増えたり、ずっと変わらなかった状況に変化が起きたり、新しい動きも出てくるでしょう。

風エレメントらしく、変化を楽しみ、様々な人との交流に刺激を受け、知的で軽やかな時期になると良いですね!


ですが、ちょっと気になることも…

今年の秋分図では、1-7ハウスがインターセプトなので、自分の力も、他者と対等のテーブルにつく力も弱め。

この時期は、周囲の変化と共に、他者との関わりが増えたり、関わる人がチェンジしたり、関係性が変わることもあります。そのため、ずっと一人で頑張ってきた人には、助っ人が現れたり、これまでの成果をお披露目するような機会もあるでしょう。しかし、変化を好まない人や、対人、外交、折衝などに苦手意識がある人にとっては、ちょっと難しく感じる時期になるかもしれません。

なにせ人と関わるのは、簡単じゃないですからね。
受け身だけではダメだし、自己主張だけでもダメ。会話や気づかい、駆け引きのバランスも大事。他者から自分がどう見えるのかだって気にしなきゃいけない。それでも、自分では想像していなかったことを言われることもありますから、なかなか難しいものです。

しかし、この時期を切り抜ける鍵となりそうなのは、天秤座の火星8Hと、天秤座の支配星、金星の獅子座6H、そしてコンディションの良い乙女座の水星7Hなので、やっぱり”人と手を組む”ことや、”人からどう見られ、どう見せるか”を意識すことは、外せないポイント。

これから3か月は、どんなにコミュニケーション下手だって、どんなに自分に自信がなくたって、こもっていないで人前に出て、自分なりのやり方を駆使しながら、人々との関係を築いていくことが大事です。


昨日の子ども達のサッカーの試合も、一人一人の「個」の技術も大切だけれども、人と人の連携が、個人の力をより引き出し、さらに大きな力となることを見せてくれました。

これは見方を変えれば、たとえ一人一人の力は及ばないとしても、メンバーの連携やフォーメーションを見直してチームを再構築していけば、「個」の力をうまく引き出して、戦力を増強することが出来るということでもあります。

どんなに技術があっても、一人で頑張るだけでは上手くいきません。あいつはダメ、こいつはイヤだと、相手にレッテルを貼って関係を軽んじれば、足を引っ張り合うことだってあるでしょう。

自分の力を発揮する為には、一人だけで頑張るのではなく、俺の主張をして、仲間の力も借りて、人と連携しながら、自分を成長させていくことが大事なのです。

子ども達も学べているといいのですが…



さてさて、ここまでの話は、スポーツの世界だけの話ではありません。

ここ数年は、「ソーシャルディスタンス」慣れもあって、人に関わらないように、一人で行動する方がいい、という人も多くなっているようですが、もう慣れからは一歩踏み出していく時です。

一人で生きるのは「人」、人と人の間を生きるのが「人間」という話もありますが、これからの3か月は、私達一人一人が、「人間」として生きる力を取り戻していく期間でもあるのです。

といってもピンとこないかもしれませんが、先日は、「ウクライナ敗北なら世界大戦」なんていう物騒なニュースも流れていましたし、日本はいつどこで大震災が起こるかもわからない爆弾を抱えた国。

そして個人的には、こんな記事も気になっています。


私たちは、社会の一員ですから、こうした様々な社会問題についても、もっと「自分ごと」として考え、未来のために手を打っていく必要があると思うのです。

「自立は、依存先を増やすこと。希望は、絶望を分かち合うこと」というのは、新生児仮死の後遺症により脳性まひの障害を持つ熊谷晋一郎さんの言葉ですが、身体に障害があろうがなかろうが人間とは非力な存在です。これからの未来を見据えれば、「他者に頼ることができる力」や、「人からの頼りに応える力」だって自身の助けになるはず。

自分一人で生きるのではなく、社会の中で人々と支え合って生きるためにも、自分には何が出来るのかを考えて、自分がどんな人間かをわかってもらう努力をし、手を携えていく人々との関係を築いておきましょう。

秋分から冬至までは、社会の中での自分を捉え直し、自分を「Re-Design 再構築」していく期間です。


では、良い秋分期間をお過ごしください!



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