夏目若葉

恋愛小説作家。主にベリーズカフェで活動中。マカロン文庫より3作品、ベリーズ文庫より1作…

夏目若葉

恋愛小説作家。主にベリーズカフェで活動中。マカロン文庫より3作品、ベリーズ文庫より1作品(アンソロジー)発売中。 紹介ページです https://profcard.info/u/uqcTYhT7x1MHISIv9OE05nQSj802

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憧れのCEOは一途女子を愛でる 第7話

<第6話 https://note.com/wakaba_natsume/n/n90a57ae715fe> #創作大賞2024 #恋愛小説部門 #小説 #胸キュン #CEO #頑張る女子 #オフィスラブ <第7話 君の想像をはるかに超えて>  一週間の始まりである月曜日、会社で何度も集中力を欠きながらも、なんとか一日の業務を終えた。  私がぼんやりとしている理由は土曜日のあのことに起因している。  キャンピングカーに乗せてもらい、社長と綺麗な川のほとりで過ごして……その

    • 憧れのCEOは一途女子を愛でる 第6話

      <第5話 https://note.com/wakaba_natsume/n/naa5568f70996> #創作大賞2024 #恋愛小説部門 #小説 #胸キュン #CEO #頑張る女子 #オフィスラブ <第6話 君との縁>  俺と朔也には毎年六月に前もって決まっている仕事が一日だけ存在する。  来年の春に新卒で入社してくる人材を選考する最終面接の面接官だ。  昨今ではインターンシップ制度を取り入れている企業も多く、我が社も毎年前年の夏から学生たちに参加を募っている。

      • 憧れのCEOは一途女子を愛でる 第5話

        <第4話 https://note.com/wakaba_natsume/n/n5395412532d0> #創作大賞2024 #恋愛小説部門 #小説 #胸キュン #CEO #頑張る女子 #オフィスラブ <第5話 自然の中で深まる愛>  ゴルフウェアの展示の件は翌週末まで検討を重ねた。  同じ部署の社員にも意見を聞きつつ伊地知部長と相談した結果、レインウェアの展示と場所を入れ替える方向で進めることになった。 「うん、これでいいと思う。香椎さん、お疲れ様」 「みなさんに

        • 憧れのCEOは一途女子を愛でる 第4話

          <第3話 https://note.com/wakaba_natsume/n/nca16b614d264> #創作大賞2024 #恋愛小説部門 #小説 #胸キュン #CEO #頑張る女子 #オフィスラブ <第4話 会いたくなかった>  本店の照明工事が終わるまで落ち着かないので、伊地知部長と私の歓迎会は延期にしてもらっていたのだけれど、週末の金曜である今夜それが行われることになった。  店舗運営部は部長を含めて十名いて、男性が六名、女性が四名で構成されている。部長と私の

        憧れのCEOは一途女子を愛でる 第7話

          憧れのCEOは一途女子を愛でる 第3話

          <第2話 https://note.com/wakaba_natsume/n/n8b458c70d678> #創作大賞2024 #恋愛小説部門 #小説 #胸キュン #CEO #頑張る女子 #オフィスラブ <第3話 過去の失恋> 『俺ばかり責めるなよ。だいたい冴実は重いんだよ』  私を誹謗する言葉がどこからともなく聞こえてくる。  ずいぶんと懐かしく感じるその声は、元カレの加那太だ。  そう認識できた途端、ぼんやりと靄がかかっていた加那太の顔がはっきりと見えた。   『

          憧れのCEOは一途女子を愛でる 第3話

          憧れのCEOは一途女子を愛でる 第2話

          <第1話 https://note.com/wakaba_natsume/n/n0c53453dfcd0> #創作大賞2024 #恋愛小説部門 #小説 #胸キュン #CEO #頑張る女子 #オフィスラブ <第2話 近い存在に>  あのあと社長とふたりで碁会所に戻ってみると、祖父と辰巳さんは私たちを見るなりニヤニヤと意味深な笑みを浮かべていて、最初から仕組まれていたのだと嫌でもわかってしまった。  まるで不意打ちのお見合いみたいなものだ、と家に戻ってから祖父に抗議をしたが

          憧れのCEOは一途女子を愛でる 第2話

          憧れのCEOは一途女子を愛でる 第1話

          (あらすじ) スポーツウェアブランドを手掛ける㈱ジニアールで働く冴実は、会社の社長である朝陽に対して憧れと尊敬の気持ちを抱いているものの、雲の上の存在でまともに話したことがない。 そんな中、祖父の倫治の友人で囲碁仲間の辰巳が朝陽の祖父だと知る。 冴実は大学時代、友人に彼氏を取られてしまい、それがトラウマで恋愛には臆病になっていた。ある日冴実は来店客からクレームをつけられるが、相手は元カレとの破局の原因になった友人だった。 クレームのことで落ち込む中、倫治が急に倒れて救急車で運

          憧れのCEOは一途女子を愛でる 第1話

          はじめてのnote

          細々と恋愛小説を書いている夏目若葉(なつめわかば)と申します。 10年ほど前からベリーズカフェというサイトでポツポツと書き始め、途中で何年か休んだりしていましたが、3年くらい前から本格的に執筆を再開しました。 ずっとRシーン控えめな「オトナ向け現代恋愛」だけを書いてきたんですが、最近は恋愛ファンタジーもいいなと思うようになり、少しずつ勉強中です。でも、今のところはやっぱり現代恋愛を書くのが楽しいんですけどね(^^;) そんな私がなぜnoteに登録したかというと、開催されて

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