電車の中って、カラダに意識を向けるのにちょうどいいな！っといつも思うのです。　　

本を読んだりオーディオを聞いたり、電車の中でやれることはけっこうありますが、私の場合は職業がらか、じっとしていなきゃならないときにやることは、カラダのチェックです。　

背骨は中心を保っているだろうか、頭の位置は引き上がっているだろうか、お腹は？などなど、、　

そして電車の椅子に座っているならば、内ももは閉じているだろうか、、も。　

東京の電車では座れることも多くはありませんが、座る場合、隣りの人の肘がけっこうあたります。

そのため、肩が隣の人より前に出るように背もたれに寄りかからないように座れば、背骨のS字が描きやすい状態になります。

太ももの裏側とヒップのつなぎめのところを椅子に押しつけるように座るのは、背骨をキレイなS字を守るための座り方の基本です。　

車の座席もそうですがほとんど椅子というものは、座るとどうしても骨盤が後傾してしまうので、普段から椅子に座ることには注意を払っていると、良い癖がついてくると思います。　　

背骨は、横から見た時にキレイなS字を描いて　
いること！　その状態は電車に乗っている時でさえ(立っても座っても)作ることができます。  
　
「背骨のキレイなS字」とは背骨を右横から見た時の状態のことです。こんど背骨の写真を探して観察してくださいね、
写真と自分の背骨とを重ね合わせてイメージしてみてください。

考え事や心配事を減らして、カラダのことを考える時間がもっとあれば、みんなで若さの連鎖が続くのではないかと思いました。