#015 幸せのものさし:竹内まりやの超ストレートな説得力
何かの壁にぶち当たった時。日々の生活の中で出会う、小さな挫折の連続の中で、自分がとりやすい考え方のクセやパターンってありますか?
例えば、自分より他人の方がキラキラ輝いて見える。そんな感覚とか。これは古今東西のことわざにもなっているように、人間にとって長年のテーマ、パターンの1つかも。
久しぶりに竹内まりやさんの曲を聴きました。
幸せのものさし 竹内まりや
歌い出しの歌詞二行。
込められたメッセージは、たぶんこれまで多くの人が表現してきたことで、一歩間違えたらお説教みたいに聴こえたりするリスクもありそう。
なのに、そうなっていないのがこの曲のすごさ。
こんな超ド級のストレートな球をあえて選び、キャッチャーミットど真ん中にスパッと届けて見せる、竹内まりやの説得力。すごすぎます。
●わかりやすく、無駄のない、洗練された歌詞。
●日本語ときれいに一体化し、一度聴いたら忘れないメロディーの秀逸さ。
●直接、自分に話しかけられているみたいに真っ直ぐ届く、声の力。
この曲はやっぱり、あの声であのメロディーに乗せて、聴こえてきて欲しい。
言葉とメロディーと声の三位一体
もちろんメロディーだけでなく、アレンジの素晴らしさについては言うまでもありません。
あれこれ考えて疲れてしまった時、聴いてみたい一曲です。
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