なぜ無職期間を作ったのか

転職活動中もよく聞かれたのですが、なぜ無職期間を作ったのか、3つほど理由があります。

1.空白期間を作ってみたかったから
現役で大学に進学し、留年することなく就職し、その後の2回の転職も多少の有給休暇はあったものの、慌ただしく転職して働いてきました。自分で敷いたレールではあるものの、あまりにまっすぐ進んでいるため、ちょっと寄り道がしたくなりました。

2.無職な自分と向き合いたかったから
ずっと働いてきて生活するに充分な給料をもらって会社に守られて安定した生活を送ってきました。無職になって「収入がなくなった日々、次の仕事が見つかるのか分からない不安」というものに向き合い、それは怖くないものだ、人生はどうにでもなる、と自分に言いたかったからです。

3.ゆっくりした時間で好きなことをして英気を養いたかったから
前職で働いていた時に「疲れたなぁー」って思うことが増えました。業務は問題なく継続できており、朝起きれない、といったメンタル的な問題とまではないものの、100%の力を発揮することが難しいと感じることが増えました。顕著に感じたのは、自分の中での向上心や成長意欲といったものが失われていると思ったからです。
前職では業務外でも本読んだり調べものしたり自分の成長のために努力をするのが普通な環境でした。それがだんだんと週末は体を休めてぼーっとゲームしたいなぁと思うようになり、ペースを落として走りたいと思うようになりました。

そして、無職期間を作ることにしたのです。

無職期間にやったことの振り返り

有休消化期間を含めると5か月ほど「働かない生活」をしていました。
就職するために転職活動はもちろんしたのですが、余暇をどう過ごしていたかを振り返りたいと思います。

1.生活した！
・クローゼットの中を整理して、いるもの/いらないものを整理しました
・溜まっていた本でもう読まない本は全部売りました
・着ない服とかは捨てました
・出来るだけ自炊をするようにしました
・気になってた本をポンポン読みました
・noteをチョコチョコ更新しました
・失業保険の申請、健康保険の任意継続、国民年金の支払いなどの手続きをしました

2.旅行した！
・1/5～1/7　沖縄旅行
・1/18～1/19　熱海旅行
・1/26～1/27　浅草旅行
・2/28～3/1　近所のホテルステイ
・3/9～3/10　富山旅行
・4/27～4/28　近所のホテルステイ
・5/24～5/27　中国地方～九州旅行
コロナ禍なので国内旅行だけですが色々行きましたねぇ！

3.e-Sportを堪能した！
Valorantの世界大会、Apexの世界大会とエポックメーキングなイベントを満喫しました。どちらもEU地域での大会ということもあり、完全に昼夜逆転した生活を送りました。寝る間も惜しんで、ならぬ、いくらでも寝られる生活だったので存分に堪能できました。趣味に時間を費やせるのは幸せだ！

無職でもなんとかなるなと思ったこと

今回無職になるにあたり失業保険の手続きをしました。再就職しても再就職手当として支払われる予定だった失業保険の大部分が支払われます。公的機関の制度ってスゴい！って実感しました（今まで払ってきた雇用保険が返ってきただけな気がするけど、もらえるのはありがたい）。前職から気持ち程度の退職金ももらっていたため、退職金と失業保険で働いていなかった期間の収入がカバーされていて結果的に貯金が減った感じはあまりしないですね（まぁ散財してるので減ってると思うのですが）。

無職期間が終わるにあたって・・・

6月から働き始めます。
新しい職場、新しい仕事仲間、新しい業務と新しいこと尽くしで、不安と期待が6:4ぐらいなのですが、まずは「働く生活」に慣れて、毎日を楽しんでいきたいと思います。
「朝起きなくていい生活」「やらなきゃいけないことがない生活」それはとても楽しくて魅力的でノンストレスな生活でした。
仕事にはストレスがつきもので、楽しくないことや疲れることも多いと思いますが、色んな人と会話をし、自分の頭と体を動かして何かを生み出していくことは、何事にも代えられない喜びがあると思ってます。
そんな汗をかく日々を楽しんでいこうと思うのです！