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中指に込めたロマンス

お花の中でも彼岸花が一番好きで
この時期見かけたらまじまじ見てしまう。
あんなに綺麗やのになんであんなに花言葉は不吉なんやろう。
というかそもそも花言葉ってなんなんやろう。こじつけ?

人並みになりたい。今やってる事に対して漠然と答え合わせをしたい。自分の感じる美味しいは美味しいの?自信の問題?好みの問題?
カッピングするたびにヘラヘラ笑っちゃう。


小さい秋が見つかる今日この頃
金木犀のあまーーい香りが近所からする。
わざわざ車停めて深呼吸して帰るぐらい良い。
金木犀のお茶もあるんだけどちょっと違うんよね。

金木犀だったりカモミールだったり
こういうお花の香りが凄く好きなんです。
華やかと香りというのかアッパーな香りというのか
後に残りにくい(空間に滞留しにくい)
一期一会な香り。
金木犀で思い出す人いっぱいいるなぁ。


取引先の方とお話した時に
「コーヒーに副材料を入れる年代の比率」
を教えて下さったんだけど

年配の方の方が砂糖とかフレッシュを入れがちで
若年層ほど何も入れずにブラックでコーヒーを飲むって聞いた時に
スペシャルティコーヒーが浸透してきてるんですねーーってお互い笑顔になったの笑った。
ブラックで飲むのが正しいとかでは無くて
それだけ品質が上がって飲みやすくなったんだなぁとか
シングルオリジンの楽しみ方とかまで大衆受けする様になって欲しいなぁ。

ORIGAMIのカップで飲むコーヒーと
リチャードジノリのカップで飲むコーヒーは
同じ液体でも
口当たりとか香りの立ち方とか
全然違う。
違う事を表現したいけど
その細かさに対しての熱量ははたして必要なのか。

自分の細かい感想心情に共感して貰って安心したいだけなんやろうなぁ。
こんなにビビりながらで大丈夫なんやろか。
ジャンソンゲイシャ出せる事になったけど
多分自信の無さをブランド力で補いたいんかなぁ。

コーヒーカクテルも準備してるんやけど
コーヒーにどうしても金木犀の香りを入れたくて
試行錯誤してる。
お醤油を燻製出来る時代やし出来ると思うんやけど
金木犀燃やしても金木犀茶の香りは出やんのよ。知ってた。知ってたけどやってみた。ただただ燃えたわ。
知らん事はなんでも試して失敗しようね。

コーヒー好きな人と話するのが本当に好きです。
コーヒー飲みながらお話したいなぁ。


実はあまり知らない

やっと来れた。世界で一番有名なスープ缶描いたりしてる人。

やっぱり有名なお人なのでしっかりの客入り。
女性比率がかなり高かった。何でやろ?
平日やから車停められるやろーーって思って行ったら近隣の駐車場全滅しててぼちぼち歩きました。小さい秋見つけた。結構冷えるぜ京都。

可愛らしい声でした。

個人的には声優さんとかの「声を生業にしてる人」に解説して欲しいなぁと思ってる。
声のプロの解説はマジで凄い。美術館行く理由になるぐらいスッと難しい言葉が入ってくる。

絵を見に行ったというより
解説の言葉を読みに行った満足感の方が高かった。暗いテーマの絵が好きなだしなぁ俺。
「永遠の賞賛を希求する。」
「人生の細部に光を当てる。」
とかとか
素敵な言葉使いに出会えたなぁーって。


線描だけの絵を見てから着色された絵を見ると

あーーアンディーウォーホルが描いたんやなーーって分かるのが凄い。色の滲み方?

色の組み合わせが個人的に落ち着かない配色でなんか見ててずっとソワソワしてた。
北斎オマージュの波の絵はすっごい好きだった。

毛沢東の肖像画があるのにビックリした。
色の付け方にちょっと悪意がある遊び心すごく好き。

目が赤い。そういう事なのかも知れない。

目が赤いって表現を短絡的に捉えていいもんなんかなぁとか
色々もんもんとしてたけど

アメリカのその世代の有名人の似顔絵が並んでて
横に居た白人が現地の発音で
「アーノルドシュワルツネッガー」
って言った時がここ最近一番面白かった。
「つぇねーがー」
なかやまきんに君の発音は間違って無かった。
ハッって笑っちゃった。


呆れ返る程のルーティンをこなしてきた筈なのに
毎回振り出しに戻ってる気がする。


仕事中に
「嫌な事あってもカイさんに言うたらポジティブに返してくれるし嬉しいです」
って後輩に言われて

本当にポジティブって言われた事あんまり無くてあわあわしちゃった。一緒にあわあわしようぜ。

取り繕えてるっていう確信が出来た。
強がれてるし頑張れてる。

中指立てたら一緒に人差し指も立ててみようね。

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