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こどもの部 はじめました!!

こんばんは、おひさしぶりですスタッフのおがわです。みなさま、この秋いかがお過ごしですか?わたしは全力爆走特急だった夏から一転、強制的に過去と向き合うこととなり、禊期間の10月を過ごしてました。笑 

さて、本題。9月にはじまった「こどもの部」とは?

オルタナティブスクール?フリースクール?居場所?WAKU WAKU GAKKOは何を大切にしたいのか、目指すのか、先駆者の方たちの実践例も見聞きし、学び、考え続けてきた半年間。しかし、考えることも大切だけど実際にやってみたいとわからないよねということで、ひっそりこっそり(!?)場を開き始めてました。

こどもを取り巻く学び場への名称は色々あるので、WAKU WAKU GAKKOにもいつかしっくりくるカテゴリーが見つかるのかもしれませんし、話す相手(主におとな)、集う子によって伝え方や捉え方が変わる自由度があってもいいなと思ってます。

兎にも角にも、「おとなの解放!」は大前提のテーマに据えつつ、仲間たちと一緒に「本気で遊ぶ、対話する、本物に出会う、仲間をつくる、探究する」をキーワードに、1人ひとりの学び方、生き方に向き合っていきます。9月からプレオープン期間として、1人ひとりにとって最適なかたちを探りながら、こども達とともに楽しみながら現在進行形で進化し続けています。
(※余談ですが、社会人になりたての時に「兎に角急げ」的な取引先のお偉いさんからのメールを見て、「うさぎにツノが生えるくらい怒っている。いそいで対応してくれ」と解釈して上司に本気でバカにされた過去を思い出した。一般教養も大事だなと感じた出来事。w)

好きなもの、やりたいことを持ち寄って貰いたい、解放して遊べたらと思って場を開いていたけど、それはあくまでも理想だったことを痛感した1学期。まずは本気で目の前のこどもと向き合う覚悟があるのかを問われ、同時に、自分の好きを表現することへの遠慮や羞恥心、誰かからのジャッジを恐れるきもちはこども達にもあることを知りました。

夏休みの間、力を貸してくれるサポートメンバーとたくさん話し、考えに考え抜き、9月から少しやり方を変えてみることにしました。まずは安心できる関係性の構築、色々な世界や人・場所に触れること、何かに夢中になっているおとなと出会ってみる、色々な学び方を試してみる試走期間とし、実走させながら考え、トライ& エラーを重ねている今日この頃です。

ここからは、どんなことをしているのかのご紹介。


大切にしたいこと

  • ルールは一緒に決めていく

  • 共同体の中でのじぶんのあり方を考える

  • 学ぶことはおもしろい!生きるってたのしい!を体感できること

  • リアルな体験から生まれた興味を次につなげていく

  • 没頭する経験、じかん

  • 問いを育てる

  • じぶん(相手)の好きを大切にすること

  • 色々な人、世界との出会いをたのしむ

  • 1人でじぶんに向き合ったり、静かに過ごすじかんも大切に

  • 学び方は生き方。人の数だけ学び方はあることを知る

  • 小さなことから自分で考え、決めて、やってみる経験

  • おとなが解放されること!!


▼活動内容

まずは世界を広げてみよう!ということで、仮のカリキュラム的なものをつくってみてます。が、その日のテーマ✖️こどもたちと過ごすじかんの中で生まれる興味を織りまぜながら、柔軟に活動内容をアレンジしています。また、「おとなの部」の教授たちと一緒に遊ぶこともどんどん取り入れていく予定です。


月曜日 「カルチャー」
内容: 衣食住をテーマに、いろいろなものをつくったり、ことばやジェスチャーなどのコミュニケーションを通して、異文化を体感してみよう!ピザ窯や腸詰めのソーセージをつくってみたり、洋服ってなんだ?を紐解いてみたり、身近にあるものを題材に世界を紡いでいきます。帰国子女のももちゃんと過ごす時間を通して、基礎学習は網羅できる、かも!?
例)糸をテーマに、ミサンガをつくったり、糸紡ぎをしたり、ハロウィンパーティーに向けて衣装を考え、服作りに挑戦中です

・水曜日  「サイエンス」
実験大好き、研究好きなナギさんと一緒に、1人ひとりの素直な「なんで?」を掘り起こしながら、実験、体験、検証をしてみよう!電気ってどうやってつくるの?なんでくるまは動くの?生き物を本気で飼ってみる?など、みんなのなんで?を持ち寄ろう!!
例)光るスライムづくり、宇宙工作、炭酸ロケットづくり、虫探しと観察、バスボールづくり、べっこうあめづくりなどをやりました

岩子島でアウトドアサイエンス

・金曜日 「アドベンチャー」
冒険の旅プロジェクト。 バスを乗り継いで瀬戸田のあの方に会いに?人力移動手段で向島のあの場所まで行ってみる?など、自分たちで行先、行き方を調べて広い世界へ飛び出します。現役の先生の顔を持つサブちゃんと、予測不能を楽しみながらワクワクする旅へGO!!
例)ごちそうの森@瀬戸田、村上大樹さんのアトリエ@因島、現代版百姓ヤスさんの畑@向島、多々羅キャンプ場で釣りキャンプ…色々な場所へ冒険へ出かけ、生きるヒントをいただきました(特におとながw)


活動日と時間:毎週月、水、金曜日 9:00 -  15:00
活動場所:活動内容によって随時調整
対象年齢:小学生〜 
料金:2000円 ※金曜日のフィールドワークは➕経費がかかる場合あり
給食:300円(一緒につくります) ※金曜日はお弁当持参
※今後、月謝制などを導入予定です

見学・体験のお問い合わせ
メール:wakuwakugakko.jbs@gmail.com(担当:おがわ)


▼教科学習について

WAKU WAKU GAKKOは教科学習については学年や順番に捉われずに、本人の興味関心やペースに合わせて柔軟に進めていくことを基本姿勢として、ICT学習ツール「eboard(イーボード)」を推奨しています。どこにいても、じぶんに合った学び方のスタイルを探っていくことを大切にしているので、こちらについても、こどもたちと試していこうと思っています。
「この教科、こどもたちに伝えたい!学びたい!」という方いらっしゃいましたら、ぜひお声掛けくださいませ!

▼サポートメンバーはこちら

超超超頼りになるサポートメンバーがそれぞれの関わり方で力を貸してくれています。この方達なくしては、こどもの部は成立しない大切な人たち。個々の紹介はまた改めて!!

▼2ヶ月動いてみて、今おもうこと


告知なしでスタートしてみたところ、10名前後のこどもたちが常時来てくれるようになりました。当初はレギュラーで2~3名くらいかなと思っていたので、これはとても喜ばしいこと。ありがたい限りです。

集まるこどもたちからは、学校に行けない…ではなく、自分で学び方を選びたいという意欲がとても伝わってきます。まだスタートして間もないので、絶賛関係構築中ですが、いつも、おとなの要らぬ不安を払拭してくれるのはこどもたちだったりします。みんな元気にいい顔してます。

と同時に、1つ1つクリアする課題も出てきました。

①活動場所について


当初予定していた活動場所が事情で使えなくなり、今は、その日の活動に適した場所を都度お借りしたりしながら、色々な可能性を探っているところです。

必要な備品を常駐させておけたり、色々なジャンルに触れられたり、本物に触れる、あとは自分たちで場所をアップデートしていけるような場所がいいな〜〜。メインの拠点として使える場所を探し中ですので、良い情報あればよろしくお願いします!!!!どこでも飛んでいきます!

②活動資金について


公立以外の学びを選択したとき、保護者の財政的負担が否めないのも事実。でも持続可能な運営とのバランスも大事。おとなもこども、WAKU WAKUできる遊びや学びの仕組み、アイデア求ムです!


色々と課題はあれど、WAKU WAKU GAKKOだからできるスタイルが、やりながら見えてくると思います。今になんかモヤっとしている方、ぜひ一緒にあそびましょう!!



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