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ウォーキングは早く歩け!!

ウォーキング教室では早く歩くことの重要性を常にお伝えしています。現在ウォーキング人口は4,000万人いると言われていますが、効果を実感している人も少ないのも現実です。なぜ、効果を感じられないのか?それは早く歩くことの重要性を知らないからです。
今回は早く歩くことの効果をもう一度整理していきましょう。


ウォーキングは早く歩くことがポイント

今回紹介する
ファストウォーキングの生理学的・力学的特性-同一速度でのランニングと比較して-
では

ウォーキングでは速度の上昇に伴い、EE と炭水化物酸化量が非線形に増加し、高速度域でのウォーキング(FW)では、同一速度でのランニングと比較してエネルギー代謝が亢進することが示された

と報告されています。
つまり、ダイエットを目的とした場合は、ランニングよりも早歩きの方がエネルギー代謝は高いことが考えられます。

糖尿病予防になるウォーキング方法

糖尿病の予防にはレジスタンス運動と有酸素運動が推奨されています。同じ研究ではこの両方を同時に実施できるインターバル速歩のデータが採られており、

インターバルFW はランニングと比較して、筋損傷の程度を軽減した上で、糖代謝を亢進させることが示唆された

と報告されていました。
つまり、糖尿病の管理や予防のためにはインターバル速歩を実施し早歩きの時は糖を代謝し、ゆっくり歩く時は脂肪酸を代謝することで効果的であることが考えられます。

まとめ

ウォーキングは健康に貢献します。
そのためには身体にある程度負荷をかける速歩がポイントとなります。その方にとっての速歩をしっかりと把握し、お伝えしていきましょう。
ウォーキング療法士は理学療法士、作業療法士だからこそ可能な根拠のあるウォーキングをお伝えしています。
ウォーキングを指導し、その方の健康寿命をサポートしてみませんか?
療法士として、社会貢献ができる手段がウォーキング療法士です。

ウォーキング療法士の詳細はこちらから
https://iairjapan.jp/wt/


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