座りすぎに注意!根拠を持って伝えましょう
高齢者が要介護状態に至る主な原因として、運動器の機能低下や認知機能低下等が挙げられ、それら生活機能の低下をもたらす問題の1つとして「長時間の座位行動(座り過ぎ)」が注目されています。
これからウォーキングを始める高齢者に生活で『座り過ぎに注意しましょう』とお伝えします。では、具体的に座り過ぎにより健康にどのような影響があるのでしょうか?
本日は座り過ぎによる健康被害について調べてみました。
高齢者の実態
今回紹介する
高齢者における座り過ぎ ―その実態と健康影響および座り過ぎ対策の現状ー
では
と報告されています。
つまり、1日の半分以上を座って過ごしているのが高齢者の現状です。
具体的にどんな影響が?
同じ研究では健康被害について以下のように報告されています。
とされています。
つまり、座り過ぎにより
・死亡リスク
・糖尿病発症リスク
・メタボリックシンドローム
・脂質異常症の発症リスク
などが向上します。
どれも生活習慣病につながる項目です。
まとめ
高齢者にウォーキングを伝える場合、その人の生活習慣も見直す必要があります。
しっかりと根拠を持って、生活習慣を見直すきっかけをお伝えしていきましょう。
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