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すべてのことはメッセージ

ユーミンの曲「優しさに包まれたなら」に出てくるフレーズ。
「すべてのことはメッセージ」頭の中にこの曲が流れている。

もう、本当に笑ってしまうほど、メッセージが現れる。
今週火曜日、彼から「新しい仕事の準備が始まった!」とLineが入った。
それは願っていた事なので、「よかったねー、おめでとうー!」と送った。
「だからバタバタ」と返事が来た。

しかし、なんとなく違和感があった。なんとなく。

そして、火、水、木、金と過ぎ、土曜日に会う約束をしていたので、映画でも観ようという話になった。
映画の座席を予約しようと、この時間でいい?と上映時間のスクリーンショットした画像が送られてきた。
しかし、映画館がどこの場所か分からなかったため、「場所どこ?」と返信した。
しばらく返信がなかったので、もしかして画像に場所が掲載されているかもしれないとその画像を隅々まで観た。
そうしたら、メッセージが飛び込んできた。

Wifiが海外から。映し出された時間も、時差がある。

彼は元々、彼女のいる人だった。海外に。
彼女とは別れると言っていた。自然に終わっていくので、今はたまたまいるだけだと。
既に別れていると信じていた。信じたかっただけだけど。
しかし、一カ月前に「春頃、別れ話をしたけれど、正式に別れていない」と言われた。これもある画像が送られてきたときに、彼女らしき人からのチャット招待がありました、とのメッセージがたまたまその画像に映っていたことで知った。その瞬間、もう彼とは終わりにするつもりだった。
だけど、怒りで終えることに違和感があった。

というか、これだけが終わりの理由というよりは、きっかけなのだけど。一緒にいてお互いの価値観が違いすぎた。
できれば、最後は自然な形で終えたいと思い、一旦別れることを保留にしていたところだった。
でも、会っても穏やかな状態ではいられるものの、これ以上進展するイメージは浮かばなかった。

話を戻して「場所どこ?」に対して映画館の場所の連絡がきたので「今どこにいるの?」と聞くと「今?新仕事の準備の買い出しだよ」と返信がきた。
Wifiや時差の表示を伝えると、「Amyが辛い思いをすると思って言えなかった。彼女とは別れを告げるために来た」と。

私はもう、どちらでもよかった。

私たちは、エネルギーレベルではもうずっと前に終わっていることは分かっていた。
最適なタイミングを大きな流れに委ねていただけ。
それが、今このタイミングだと思った。

彼も、「こういうのはもう辛い。しばらく誰とも付き合いたくない」と言ってきた。
これが本音だと思った。
やりたいことも見つかり、そこに集中したいのだと思った。

そして、私も大切な人にエネルギーを注ぐことに注力したい。
そして、このオーナーシップを持って自分の人生を生きることのプロセスを文章化して、書籍化したい。そこにエネルギーを注ぎたい。

「私のやりたいことに集中するためにあなたが去ってくれるから、私もあなたのやりたいことのために、去るね!私の愛を必要としている人に注ぐね。今まで本当に助けてくれてありがとう。たくさん学び成長した。これからも応援しているね」と感謝を伝えた。

彼も「Amyのおかげで俺もたくさん学んだよ。ありがとう。Amyは皆から必要とされているよ」と返事が来た。

お互いの人生で道が重なった部分で出逢い、学び合い、そしてこの先の道が別々に進むところに来たのだと思った。

「自然に別れる」をコントロールしようとしていたことを一旦やめたら、その通りに終えるタイミングがやってきた。
コントロールをやめるまで、別れを待っていたかのように。

感謝の気持ちで終えられてよかった。

台風のエネルギーは自然界では「終わり」と「始まり」。
役目を終えた木々をそぎ落とし、太陽の光を隅々まで行きわたらせ、また芽吹いていく。
貯まった水を流し、新しい水に入れ替える。

このタイミングに合わせて、ちゃんと最適なメッセージを届けてくれた。

このようなメッセージはいたるところに現れて教えてくれる。

それをキャッチしていくには、優しさに包まれた日々を過ごし自分が自分であること。
まさにユーミンの曲通り奇跡が起こる。すごい。
いままで本当にありがとう。

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