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「意識高い系」の自分が言いたいこと

こんばんは。WannaBeMEのいっせいです。

私の住む石川県は、只今大雨と雷に見舞われております。雑談ですが、石川では11月の嵐のことを「鰤(ぶり)起こし」と呼んでいます。雷が鰤を誘い出し、嵐が去ったらぶりがいっぱい釣れるんだとか。⚡️🐟

初選挙はユニバより楽しい

先月末に2021年の衆院選が行われましたが、私も18歳になって初めて選挙に参加できました。初めての選挙ということで自分にとっては一大イベントで、候補者の名前をググったり、自分に合った政党がわかる「ボートマッチ」を使ったりしていました。(朝日新聞のボートマッチを貼っておきます)

自分が今回の選挙で重点を置いたトピックは「ジェンダー平等」・「同性婚」・「夫婦別姓」などでした。自分がよく知っていて、日本では遅れている分野だと思ったからです。

ジェンダー平等などを扱う政党もちらほらありましたが、大きく取り上げているところは少なかったように思います。やはり、これらの問題は「それほど重要じゃない」のでしょうか…。あるとき、「ジェンダー平等や同性婚を一番に掲げている政党は現実的でない。経済の方が大事だ。」という趣旨のツイートを見かけました。

こっちの方が大切!!(怒)

経済の方が大切.....ですか。

確かに私も経済は大切だと思いますよ。でも、こっちの方が大切、こっちが優先、って言い切ることに違和感を感じるんですよね。だってどっちも大切なトピックで、国会で取り上げられるべきだと思うんです。

「今はそれどころじゃない、他にもっと大切なことがある。」

じゃあ、いつになったら取り上げてもらえるんですか?いつになったら順番が来るんですか?

同性婚についても、「まだ社会の理解が足りない、理解を広げることが先だ」という理由で実現できていません。

https://www.huffingtonpost.jp/entry/sexual-minority-anti-discrimination_jp_60936c1be4b02e74d22f9706

私には、これが触れたくないトピックを避ける言い訳のようにしか思えないのです。多分、「ああ、ジェンダーの人がまた何か言っている。」というふうにしか見られていないのでしょう。

これは政治でだけでなく、日常生活においても感じることです。

「意識高い系」の自分

私は金沢大学でフェミニズムを広める本団体「WannaBeME」と、LGBTQについて取り上げる団体「SELF」に参加しています。そしてその結果、よく「意識高いね」と言われます。

ほぅ、「意識高い」ときましたか。よく考えれば、褒め言葉なのか、馬鹿にされているのかわからないですね。ただ、「自分には関係ないし興味ないけど頑張っているね」というニュアンスは伝わってきます。

ジェンダー平等やLGBTQ問題を取り上げることがどうして「意識高い」のでしょうか。おそらく、マイノリティーの問題はそれほど大切ではないのに、わざわざ取り上げていると思われているからではないのでしょうか。「マイノリティーの問題」と思われている時点で、相手には興味はなく、どうでもいいと思われているように感じます。

でも、私はそういう人に「マイノリティーの問題」と思われてきたことは、実は「マジョリティーの問題」でもあるということに気づいて欲しいです。

例えばジェンダー平等の中でも女性の権利問題。これに関してはマイノリティーの問題とは絶対に言えませんね。人口の半分が女性ですから。笑

日本は少子高齢化が進んで働き手が不足しているという大きな問題がありますが、女性が働きやすい環境づくりをすることで働き手が増えることも考えられます。子供を育てたいと思える社会を作れば、出生率も上がると思いません?(この分野のエキスパートではないので詳しいことは分かりませんが)

同性婚や夫婦別姓に関しても、個人の自由な選択が奪われている社会に生きているという点では、これも「マジョリティー」の問題です。

さぁ、みんなも「意識高い系」になろう!

私は別に「意識高い」とラベル付けされても構いません。ただ、「意識の高い」私が言っていることに興味を持って欲しいです。他人事にしてほしくない。

「マジョリティーの問題」ではなく、同じ社会に生きている以上、「みんなの問題」なのだということに気づいてほしい。

皆さんもぜひ、「意識高い系」の人間になってください。とりあえず今の私の目標は、自分と自分の友達で「意識高い集団」になることです。✌️

最後に、選挙に関してWannaBeMEはnoteを出しているので是非チェックしてくださいね。

それではまた次回。Au revoir🍂








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