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マスコミが容疑者の顔写真をメディアに載せるのは犯罪である!

 これ、ほんと、どう思いますか皆さん。常々疑問に思っています。
容疑者は鈴木治郎兵衛(22歳)。「写真は容疑者のfacebookから」
ともっともらしく断りを入れながら顔写真を公開している。これ犯罪です。
 肖像権侵害
どんな人でも顔をマスコミで晒される謂れはない。肖像権は誰でも守られる権利である。犯罪者だからって顔を公開してよいなんて誰が決めた? SNSがなければ出身校などを訪ねて卒業アルバムの顔写真を晒したり、逮捕された瞬間や移送される警察車両に閃光を浴びせて撮影したりする。容疑者はこれを肖像権の侵害と訴えるべきである。そういう気概のある弁護士はいないのか。
 名誉毀損
また容疑段階の人間に対して、SNSや知人を介して犯罪者としての妥当、さもありなんのように謗る行為も名誉を損なっている。マスコミがそういう風に誘導している。やっぱり普段からおかしかったんですか?みたいな訊き方するからね。
 著作権侵害
さらに、容疑者のSNSに投稿されたものは著作物なので、それを無断で転載していい訳がない。マスコミのくせにそんなことも知らないバカが多いのだ。

 日本の報道の自由度は世界で68位(2023年度の調査)ですから、マスコミ関係者のリテラシーも低いし、たとえ能力と志がある記者などがいたとしても、マスコミ上層部は政権与党と仲良く食事をしたりで結託して真実は報道しないし、大手スポンサーにも阿ってスポンサーに不都合があることも報道できない。いまの日本のマスコミは市民の声ではなく、政権与党やスポンサーの声を代弁して市民に伝えている広報活動に成り下がっている。だから、テレビを見たり、新聞を読んだりするのは洗脳されるだけである。百害あって一利もない。
 まあ、とにかく。日本の現状は危機的です。犯罪集団の自民党がこのまま政治をしていたら、日本の財産と日本国民の資産は外国に売られ、日本が日本でなくなる日も近い。でもね、仮にまた立憲民主党や、はたまたれいわ新選組や共産党が政権を握ったとしても、ここまでアメリカに牛耳られた日本では舵を元に戻すのは容易ではない。まず、命の危険がある。アメリカの言うことを聞かないと脅され、最悪は抹殺される、アメリカの言うことを聞けばご褒美が貰えるシステムが盤石に構築されているのだ。そういう経緯で、アメリカに反旗を翻した田中角栄、橋本龍太郎、福田康夫、鳩山由紀夫、小沢一郎は排除され、アメリカに尻尾を振って富を築いたのが小泉純一郎、安倍晋三、岸田文雄。古くは吉田茂や岸信介だ。
 だから、一回アメリカとは手を切らないと本当の意味での日本の独立や再建はないのである。
 
 こいつは何を言ってるんだ? と思われた方は以下の著作を一読されることをお薦めします。

 『戦後史の招待』(孫崎 享 戦後再発見双書)、『日米地位協定入門』(前泊博盛 創元社)、『日米合同委員会の研究』(吉田敏浩 戦後再発見双書)


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