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Lost in Translation

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メディアの誤報や日本社会が根本的に中華圏に対して勘違いしている点、日本ではまったく知られていない現地の声などをご紹介しています。ご理解の参考になれば嬉しいです。
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2019年2月の記事一覧

ネット不安ばかり煽るマスメディア/外国人観光客増で住民困惑 レトロな街並み大阪・中崎町(日経新聞)

…という記事なのだが、このサムネイル写真を撮ったとき、記者は「外国人観光客」の許可をとったのだろうか?

個人的には「ネット」に対する理解の違いが根底にあると思う。もちろん、家を出た途端、知らない人がカメラを自分に向けていたりするのは、ネットとは関係なく不快であることはわかる。だが「無意識に撮られた自分の写真や家の写真がネットに上がるとヤバい」とひたすら思わせてるのは、今の日本のメディア報道だ。特

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ネット暴民レベルの日本の「会社員ジャーナリスト」に知性・理性はあるのか?/社説 :桜田氏の「がっかり」発言 やはり五輪担当務まらぬ(毎日新聞)

偶然目についたのがこの記事だっただけで、毎日新聞だけじゃなくどこのメディアもここ数日がんがんやってるので右に同じくということで読んでいただきたい。桜田五輪相が競泳の池江璃花子選手の白血病診断公開で「がっかり」と言ったと叩かれてる件、動画のURLをもらったので観てみた。

…これがやりとりの流れのすべて。これ、おかしいですか? 確かに「がっかり」という言葉を使っていて、「残念」のほうが整ったコメント

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報道するなら説明せよ。ただの垂れ流しは時間と資源の浪費/韓国議長の慰安婦発言、政府が謝罪と撤回を要求(日経新聞)

(末尾に追記あり)

「報道のされ方は本意ではなかったとの説明」が具体的にどんなだったか、
「甚だしく不適切な内容」もどこを指しているのか、
日本側がどう「強く抗議」したのかも、

読む側にはなんの具体情報も提供されておらず、全然意味不明な報道。

文氏の真意はわからず、
いつものように菅ちんの態度もおかしいが、
これでこのまんま流す報道者の姿勢もおかしいし、
これを報道と呼ぶことも全部おかしい。

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メディア人すら信じていない日本メディアの力とは/「反中」産経新聞に兵糧攻め(FACTA)

とうとうまとまった記事が出た。誰が書いたかはわからないが、たぶん、産経新聞に近い人物ではないか。

「産経新聞の新しい支局長のビザが下りていない、もう半年くらいになる」と耳にしたのは、ちょうど2013年12月、「ニューヨーク・タイムズ」(以下NYT)の中国支局記者たちのビザ更新手続きが行われていないことが世界的なメディアで大きな話題に上がっていたときだった。NYTは同年、温家宝・元首相の一族の蓄財

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同じ飲酒運転の被害者遺族なのになぜメディアが格差をつけるのか/【平成の事件】「絶対いかん」3児死亡事故が変えた飲酒意識 加害者も被害者もゼロへ(西日本新聞)

楽しい親子揃っての夏休みに起こった痛ましい事件…もう13年も前の話なんですね。福岡を震え上がらせた事件でした。飲酒事故が減ったのは喜ばしいけれど、その後も福岡は煽り事件で大事故起こすあんぽんたんがでてきたりと、あんまり運転面においては胸を張れません。先月、ペードラ(ペーパードライバー)教習を受けたのですが、指導員によると、福岡は歩行者を見て車が一旦停止ラインで止まって譲ることを「最もしない」という

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