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【スーパーラグビー】2019.2.23 サンウルブズ対ワラターズ戦の個人的雑感

スーパーラグビー4年目のシーズンを迎えたサンウルブズ。シンガポールでの開幕戦はシャークスに完敗を喫しただけに、日本での今季初戦となるこの試合は現状のメンバーで「どこまで立て直せるか」が見どころだった。

そのサンウルブズは前半から好プレーを見せる。特に印象に残ったのは「スクラム」の安定と「相手をライン際に追いやるディフェンス」の2点だった。前者は今節スタメンに入ったベテラン・山下が大きかった。結局、試合中でのスクラムをターンオーバーされたのは0回だった。後者のディフェンスについても大いにはまった。ワラターズのパスワークは安定していたが、裏を返せばトリッキーではなかった。徐々に敵のランナーをライン際に追いやり、パスコースを限定させる。そして、低いタックルで勢いを殺す。フォラウにはやられたが、それ以外は「怖い」わけではなかった。

故に、後半10分のミラー主将負傷退場から22分のペナルティトライまでの間、大きくパフォーマンスを落としたことが悔やまれる。あの時間帯だけ、チームとしての規律が大きく緩んでいた。共同主将であるリトルが投入されてから再び攻勢を強めたが、もう少し早いタイミングでチームを落ち着かせられる役割の人間がいれば…と思ってしまう。

結果的に30ー31の1点差で敗れることになったが、これまで現地で観たサンウルブズの試合で、最もエキサイティングだった。(審判のジャッジを除けば)それくらいの賛辞を送りたくなるくらいだ。こういうのを続けていけば、もっと秩父宮は熱狂に包まれることになる…と思っている

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