今日、ある映像を見ていて初めて声を漏らして一人で泣きました。

いま失声症により、話すことが出来ないはずなのですが、泣いた時久々に声が出ました。
どこか自分の声らしくなくて、違和感でしたが少し安心しました。

なぜこんなにも泣いたのかというと、
京都アニメーションのヴァイオレットエヴァーガーデンという作品についての映像を見ていたのがきっかけでした。

作品の紹介に合わせてOPの歌が流れる映像で、まだ作品の本編は見たことがなかったのですがその美しい絵や世界観に心を揺さぶられたところから、色々と考えが巡ったのです。

この作品に携わった方々が沢山亡くなった事、この方達を殺めてしまった人が出てしまった事。

「人間」って美しい世界を作ったり、笑顔に出来る力を一人一人が持っているのに、今回のように人を殺める様になってしまう人間が生まれてしまう。

…上手く、言葉に出来ないのですが、とても悲しくなったのです。

私は全ての人間が聖人だとは思いません。
私には本当の善も悪も判断する事は出来ませんし、私の中の尺度でしかみれませんが、きっと、明らかな悪と言える素質を持った人間も世にはいるのでしょう。

でも、それでも人間は綺麗なモノを沢山持っているはすだと思います。
それなのにそれを失なってしまう世の儚さに胸が締め付けられました。

なぜ、その映像を見てここまでの事が頭を巡ったのか分かりません。

ただ時おり何かに触れたり、感じたりすると、猛烈なスピードで思考が回るときがあって久々にそれが来た感じでした。

ごめんなさい、本当はここnotoでは皆さんに幸せをお裾分けしたいのですが今回はこの気持ちを溢します。

幸せ、ではないですが、ガラスのように透き通っていて、青くて、暗い中でぽうっと灯るようなイメージでした。