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人間は何もしなくていいんじゃないか

こんばんは。
読んでいただいてありがとうございます。

最近クソ暑くなってきました。
いやですね。
梅雨もあっという間に明けてしまったし。

東京の風って生ぬるいんですよね。
ジメジメして外に出られない…。

今日は、福岡正信氏の「わら一本の革命」と言う本を読んだので、感じたことについて話してみます。
ちょっと哲学チックな話です。

「人間はなにもしないようにするしかないんだ」
(わら一本の革命より抜粋)

この言葉が自分の中に鳴り響いている。
読書感想文的な、そんなノリ。

〜ほんじつのもくじ〜
1、わら一本の革命
2、思うこと
3、人間ってどこに向かっているんだろうか?

1、わら一本の革命

わら一本の革命という本を読んだ。

↓是非読んでみて!!!

前々から自然農法には興味があったので、それに関する本をいくつか読んでいる。

この本は自然農法のやり方とかではなく、考え方みたいなある意味哲学的な内容だった。

著者はなぜ自然農法という方法に行き着いて、それはどういう考え方なのか…。

とても感銘を受けた。

2、思うこと

人間は何もしないようにするしかない。

著者が終わりに語った言葉。
自分には衝撃だった。

自分は、ずっと農業や農村を良くしたい、そのためには何ができるのか考えてきた。

今の農林水産省が農業の振興として行っている施策としては、
バラバラの農地を整え、
機械によって効率化を求め、
6次産業化により高収益化を実現する
というものである。

でも、そんなこと本当にできるんだろうか。
無駄な手間を増やしてるたがじゃないの…???
言うなれば、アメリカ型の効率的なものを目指すというものである。

いかにも戦後らしい政策。
資金や労力をつぎ込んでつぎ込んでなんとか経済的に成り立たせようとする感じ。

でもそんなものって意味あるんだろうか…???

そもそも日本は傾斜地や極小な農地がほとんどで、農地の均一化には膨大なエネルギーを費やすことになる。
また機械を増やせば増やすほど商品の均一化は進み、モノの価値は下がっていくため利益は出づらくなる。
その先に待っているのは競争による終わることのない労働だ。

「農業」が「商業化」していく。

そして何より、日本は昔から自給的な農業を行ってきた。
ムラという単位で田を耕し、自分達の食べる分を作っていた。
古来から日本人は、耕作をしてきた種族なのである。

それが江戸まで続いていたものの、近代化によって大きく崩れてしまった。

どうすれば効率的な生産が可能になるか…
どうすれば収益が上がるのか…

そんなことを考えている時点で、それは農業という取り組みではなくなってしまった。

別にそれは悪いことではないのかもしれないけれど、少なくともそれは自分が目指す暮らしではない。

自分はもっと利益ではなく、

生きるため、生活するための暮らし

がしたい。

利益を追うのではなく、必要最低限の暮らしでいい。

そのためには、人間は何もするべきではない。

自然はそのままが一番効率的なんだ。

それを人間が勝手に手を加え、支配しようとしたことでバランスが崩れてしまった。

それによって伝統的な暮らしの崩壊や農村部の人口減少が生まれ、都市部に人口が密集する歪な世界になってしまった。

それが幸せならそれでいいんだけど、周りを見る限りど〜〜〜もそうは見えない。

人々は1箇所に集中し、お金のための労働をして、死んでいく…。
わーお、そうはなりたくないぞ…!

今絶賛転職活動中なんだが、ど〜〜〜もピンと来ない。
なんか、色々ズレている気がしてならない。

生きることと働くことが離れていく感覚。

まあ、転職はしますけどね!
もうちょい考えれる場所へ行く!!!

3、人間はどこに向かっているんだろうか?

さてこの本を読んだ後で改めて社会を見渡してみると、本当に人間はどこへ向かっているんだろうかという気がしてしまう。

際限のない競争社会、働いて働いて死んでいく人間、SDGsを謳いながら人間を使い捨てる企業…。

ほんとに、どこへ向かっているんだろう。
この流れは食い止めるべきなんじゃないかと思う。
まあ難しいかと思いますが…。

利益を追求するのではなく、自らや周りの幸せを追求する。

自分はそんな暮らしを目指していきたい。

きっとできるはず。
今はまだまだだけど、諦めずに追いかける。

そして、必ず叶える。
そのためにもっと勉強しなきゃいけないし、発信しなきゃいけないし、常に考えなきゃいけない。

クソ辛いけど、クソ楽しい。
人生って感じ…!

といったところで、頭がパンクしそうなので今日は終わります。

改めて、

人間は、何もするべきじゃない。

ってことだけは覚えておいてもらえればと思います。

おやすみなさい!!!

読んでいただいてありがとうございました。
また書きます。

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